2018/01/27
リオ・オリンピックが終了して、次はいよいよ東京五輪。
2020年7月24日から8月9日まで17日間開催されます。
夏には連日30℃を超える東京ですが、「この暑さでオリンピック出来るの?」とお考えではないでしょうか。
過去のオリンピック開催地の気温を調べてみましたが、やはり東京は気温と湿度が高い!
一覧にしていますので、ぜひご覧ください。
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歴代オリンピック開催都市の気温と湿度一覧
開催年 | 開催都市 | 8月最高気温 (平均値) | 8月最低気温 (平均値) | 8月平均湿度 |
---|---|---|---|---|
1984年 | ロサンゼルス | 24℃ | 17℃ | 40% |
1988年 | ソウル | 29℃ | 21℃ | 75% |
1992年 | バルセロナ | 28℃ | 19℃ | 57% |
1996年 | アトランタ | 30℃ | 20℃ | 85% |
2000年 | シドニー | 17℃ | 9℃ | 60% |
2004年 | アテネ | 32℃ | 22℃ | 45% |
2008年 | 北京 | 30℃ | 21℃ | 73% |
2012年 | ロンドン | 23℃ | 13℃ | 70% |
2016年 | リオデジャネイロ | 26℃ | 19℃ | 85% |
2020年 | 東京 | 32℃ | 23℃ | 78% |
1984年のロス五輪以降のデータですが、やっぱり暑いんですね、8月の東京。
8月の東京の気温は、過去の五輪開催都市と比較しても一番の暑さ。
湿度こそアトランタやリオデジャネイロよりも低いですが、いずれも気温はそれほど高くありません。
ちなみに、熱中症になりながらも完走した、女子マラソンのアンデルセン選手が出場したレースはロス五輪。
そのイメージがあるのでロスはもっと暑いのかと思っていましたが、東京と比べると気温も湿度も低いですね。
私は陸上部だったので、完走する根性にすごく感動したのを覚えています。
そんなわけで、東京五輪は気温&湿度のダブルパンチの中で戦わないといけません。
選手も観戦するお客さんも大変ですよね。
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過去100年のデータ 東京の平均気温は上がってる?
気象庁のデータから、1875年以降の8月の東京の平均最高気温をグラフ化してみました。
一番左の1875年から右に2016年の推移です。
◆直近100年の最高平均気温 30.5℃
◆一番高かった最高平均気温 33.7℃(1995年)
◆一番低かった最低平均気温 25.7℃(1905年)
このグラフだけだと「何となく気温は右肩上がりになってるような。。。」という感じでしょうか。
次に、最高平均気温が32℃を超えた年だけ、赤のマーカーにしてみました。
年によって気温の上がり下がりはありますが、赤のマーカー(32℃超)が徐々に増えてきているのが分かると思います。
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過去10年毎の最高平均気温推移
1年単位だと分かりにくいので、10年単位の平均も算出してみました。
・1877年~1886年 29.6℃
・1887年~1896年 30.1℃
・1897年~1906年 29.1℃
・1907年~1916年 29.5℃
・1917年~1926年 30.3℃
・1927年~1936年 30.3℃
・1937年~1946年 30.9℃
・1947年~1956年 30.8℃
・1957年~1966年 31.1℃
・1967年~1976年 31.1℃
・1977年~1986年 30.5℃
・1987年~1996年 30.8℃
・1997年~2006年 31.2℃
・2007年~2016年 31.9℃
1917年以降では30℃を下回ったことは1度もありませんが、ここ20~30年でグイグイと上がっています。
「今は昔よりも暑くなった」とか「いや、実はそうでもない」など色んな意見がありますが、平均気温だけを見ると確実に上昇しています。
「35℃以上の猛暑日」なんて私が子供の頃は記憶に無いですが、今は8月の中で数回超える年も珍しく無いですからね。
2020年の東京オリンピックの猛暑はしっかりと対策を取ってくれると信じたいです!
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