2018/01/27
お盆玉って最近定着してきましたが、「何それ?」という人もまだまだ多いですね。
「相場はどれくらい?」「どうやって渡すの?」というルールもまだまだ一般的ではないので、お盆玉について簡単にまとめてみました。
お盆玉の相場
普段会えないお孫さんたちに贈ってあげたり、帰省してきた子どもやお孫さんにあげるお盆玉。
お年玉と同じくらいかそれよりちょっと少なめ、という意見が多いようですが、平均的には次のような金額が相場です。
- 小学生 1,000円~3,000円
- 中学生 3,000円~5,000円
- 高校大学5,000円~10,000円
そうは言っても、相場は相場なので、家庭によって金額は色いろあるかもしれませんね。
お年玉の相場も、世間一般の相場よりも親戚の間で「小学生は○円」とか決まってることも多いですし。
お盆玉はお金だけじゃない
お盆玉と言っても、お金以外でプレゼントする方法も多いです。
来春に小学校などに入学する子どもがいる家はランドセル、大学や新社会人になるお孫さんがいる場合はスーツや時計をプレゼントするケースもあるようですね。
でも、この場合はお金を渡すよりも結果的には高くつく場合が多いようです。。。
ランドセルって安いものでも30,000円以上しますし、平均すると50,000円程度が相場のようですから。
高っ!
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お盆玉は「お盆玉袋」で
お盆玉を渡す習慣自体がまだ定着していませんが、やはり現金を裸で渡すのはちょっとイヤラシイ感じがします。
スーパーやコンビニ、または郵便局にも「お盆玉ポチ袋」が売っていますので、袋に入れて渡してあげるのがマナーじゃないでしょうか?
表書きも「お盆玉」だけじゃなく、「お手伝い料」とか「ジュース代」といった物もあります。
大人で言うところの「お花代」とか「お車代」みたいなものですね。
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お盆玉の風習・起源
ここ数年で急に聞くようになったお盆玉ですが、山形県の一部地域で昔からある風習のようです。
江戸時代にお盆にお小遣いをあげる風習があったそうですが、お金だけじゃなく衣類や草履を孫や丁稚奉公に渡さいていたようです。
その後、昭和に入って現在のようにお金を渡す風習が一般的になりました。
土用に食べるウナギとか、最近では節分に食べる恵方巻きなども、もともとは地方の風習が今では立派な全国区になったものなので、お盆玉もあと数年もすれば定着するのかもしれません。
「絶対に定着しないよ!」などと散々こき下ろされてきた「ハロウィン」は海外の風習ですが、今となっては若者の仮装を中心に徐々に根付いてきましたしね。
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渡す方にとっては新しい出費が増えるイベントですが、かわいいお孫さんが喜んでくれたら、やっぱり嬉しいですよね。
夏休みの宿題で「お金に関する作文」みたいなのを出される学校も多いようなので、これを機会に一緒に考えてあげてもいいかもしれませんね。
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