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歴代東京都知事選挙の立候補者  最多得票と最多立候補はあの人!

time 2016/06/21

歴代東京都知事選挙の立候補者  最多得票と最多立候補はあの人!

1947年(昭和22年)に現在のような都民による選挙で知事が選ばれる仕組みになりました。

舛添要一知事の辞職に伴い20回目の都知事選挙が行われますが、これまで都知事になった人は舛添氏までで8名

歴代の都知事選挙では半分以上の回で現職知事が当選し、2期目、3期目と再登板しています。

 

また、これまで都知事選挙に立候補した人は、複数回立候補した重複含めて200名以上にのぼりますが、過去歴代の最多得票数最多立候補回数ランキングなどの選挙結果をご紹介していきます。

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歴代都知事選 最多得票数ベスト15

(追記)
小池百合子氏当選の得票数まで記載しました。
都知事選挙年立候補者得票数選挙順位
2012(平成24)年猪瀬直樹4,338,9361位
1971(昭和46)年美濃部亮吉3,615,2991位
2003(平成15)年石原慎太郎3,087,1901位
2016(平成28)年小池百合子2,912,6281位
2007(平成19)年石原慎太郎2,811,4861位
1975(昭和50)年美濃部亮吉2,688,5661位
2011(平成23)年石原慎太郎2,615,1201位
1983(昭和58)年鈴木俊一2,355,3481位
1975(昭和50)年石原慎太郎2,336,3592位
1963(昭和38)年東龍太郎2,298,6161位
1991(平成3)年鈴木俊一2,292,8461位
1967(昭和42)年美濃部亮吉2,200,3891位
1987(昭和62)年鈴木俊一2,128,4761位
2014(平成26)年舛添要一2,112,9791位
1967(昭和42)年松下正寿2,063,7522位
1971(昭和46)年秦野章1,935,6942位

得票数第1位はなんと、在任期間が一番短かった猪瀬直樹氏でした。
猪瀬直樹知事

歴代東京都知事在任期間ランキングのページでもご紹介していますが、猪瀬氏の在任日数はたった373日

史上最多の433万票以上の得票を得たのに、不祥事で1年余りで辞任。

そりゃ有権者の都民も怒りますよ。。。

 

また、上位15名は複数回数当選したことにより同じ名前が目立ちますが、1975年(昭和50年)の石原慎太郎氏のように、230万票も獲得しながら、現職の美濃部亮吉知事(260万票)に敗れるといった選挙もありました。

 

これまで都知事選挙では、現職知事が再選を目指して立候補して、負けたことは一度もない無いんです。現職の強さが際立っていますね。

都知事選挙 複数回数立候補ランキング

当選者や落選者を含め、何度も都知事選に立候補している候補者って意外と多いんです。

その回数をランキング形式で見ていきましょう。

順位立候補回数候補者名戦績
第1位8回赤尾敏0勝8敗
第2位7回中松義郎(ドクター中松)0勝7敗
第3位5回石原慎太郎4勝1敗
第3位5回南俊夫0勝5敗
第3位5回深作清次郎0勝5敗
第3位5回貴島桃隆0勝5敗
第7位4回鈴木俊一4勝0敗
第7位4回野々上武敏0勝4敗
第7位4回東郷健0勝4敗
第7位4回清水亘0勝4敗
第7位4回マック赤坂0勝4敗
第11位3回安井誠一郎3勝0敗
第11位3回美濃部亮吉3勝0敗

立候補回数8回でトップの赤尾敏氏は、街宣活動を行っていた右翼活動家。かなり個性的です。
赤尾敏

1959年(昭和34年)に60歳で初めて都知事選に立候補し、最後8回目の立候補時1987年(昭和62年)は88歳でした!

すごい執念だなぁ。

 

次点で第2位は立候補7回の、ドクター中松こと中松義郎氏。
中松義郎ドクター中松

1991年、1999年、2003年、2007年、2011年、2012年、2014年の都知事選に出馬するも、結果は周知の通り。

でも落選しているものの、けっこうな数の票を獲得しているんです。
選挙年ドクター中松得票数順位
1991(平成3)年27,145票16人中7番目
1999(平成11)年100,123票19人中7番目
2003(平成15)年109,091票5人中4番目
2007(平成19)年85,946票14人中5番目
2011(平成23)年48,672票11人中5番目
2012年(平成24)年129,406票9人中5番目
2014(平成26)年64,774票16人中6番目

もはや風物詩のようになっていますが、2016年時点で87歳

もう今後の出馬は厳しいでしょうね。。。

 

ドクター中松氏と匹敵する都知事選の有名人といえば、スマイル党のマック赤坂氏。
マック赤坂

こちらもドクター中松ほどではありませんが、万単位の票を獲得しています。

だんだんと票が増えています!
選挙年マック赤坂得票数順位
2011(平成23)年4,598票11人中9番目
2012(平成24)年38,855票9人中8番目
2014(平成26)年15,070票16人中7番目
2016(平成28年)51,056票21人中6番目

2014年には大阪市長選にも出馬しましたが、こちらも残念ながら落選しています。

大阪の地下街で選挙演説をたまたま見かけたのですが、さすがにインパクトは抜群でした。

ニコニコしていて、すごく人の良さそうなおじさんだったけどなぁ。。。

 

また、忘れてはならないのが、都知事選挙には立候補したことはありませんが、東京選挙区の衆議院議員・参議院議員選挙や沖縄地方選にこれまで10回出馬している有名人に【世界経済共同体党:又吉イエス氏】がいます。
又吉イエス

ドクター中松氏、マック赤坂氏、又吉イエス氏と、3名合わせて【選挙オールスターズ】とも言われているそうです。

 

その他、「都知事選挙立候補回数2回」という人は実は20人ほどもいるんです。

思ったよりも多くありませんか?

2016年都知事選挙立候補者

平成28年の都知事選挙は、小池百合子氏の圧勝で終わりましたが、過去最高の21人が立候補しました。

マック赤坂候補(都知事選立候補4回目)

スマイル党党首のマック氏。

今回の選挙は過去の反省を踏まえて、派手な衣装の封印を宣言。

「アメリカのトランプ候補は泡沫歴1年。私は10年以上の泡沫候補歴がある!」と、自信たっぷり。

個人的にはあの衣装を見たかった。。

マック赤坂1234

立花孝志氏(都知事選立候補1回目)
立花孝志

  • 昭和42年生まれの元NHK職員
  • 「NHKから国民を守る党」代表
  • 船橋市議を辞職して都知事選に立候補

小池百合子氏(都知事選立候補1回目)
小池百合子

  • 自民党所属の衆議院議員(当選8期)
  • 小泉内閣で環境大臣、防衛大臣を歴任

女性で初の東京都知事就任。

桜井誠氏(都知事選立候補1回目)
桜井誠

  • 昭和47年生まれ
  • 在日特権を許さない市民の会 会長

賛否両論が極端な候補者ですね。

後藤輝樹氏(都知事選立候補1回目)

後藤輝樹
後藤輝樹2

  • 昭和57年生まれ
  • 便利屋業経営

出ました。都知事選のニューカマー

政見放送で「ピー音」連発の異色候補者。過去にも各市区議会議員に何度も立候補しているようです。

ふざけているようにしか見えませんが、供託金300万円払ってふざける人もいないと思うので、本人は真剣なのでしょう。

 

その他候補者も合わせて合計21名が立候補しました。

  • 高橋尚吾(32歳・元派遣社員)
  • 谷山雄二朗(43歳・会社社長)
  • 鳥越俊太郎氏(76歳・ジャーナリスト)
  • 増田寛也氏(64歳・元岩手県知事、元総務大臣)
  • 山口敏夫氏(75歳・元労働大臣)
  • 山中雅明(52歳・税理士)
  • 岸本雅吉(63歳・歯科医師)
  • 上杉隆氏(48歳・ジャーナリスト)
  • 七海ひろこ(32歳・元会社員)
  • 中川暢三氏(60歳・前兵庫加西市市長)
  • 関口安弘(64歳・建物管理業)
  • 宮崎正弘氏(61歳・大学教授)
  • 今尾貞夫氏(76歳・医師)
  • 望月義彦氏(51歳・会社社長)
  • 武井直子(51歳・元塾講師)
  • 内藤久遠氏(59歳・元会社員)

本命が混沌としていますが、小池氏が当選すると「初の女性知事」、鳥越氏が当選すると「最高齢で就任の都知事」、増田氏が当選すると「他府県知事経験者で初の都知事就任」となる予定でした。

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過去の都知事選有名立候補者

その他、過去の都知事選挙で記憶に残る歴代候補者として、次の方々がいました。

  • 1991年(平成3年) 元アナウンサー:磯村尚徳氏(143万票)
  • 1991年(平成3年) ロック歌手:内田裕也氏(5万票)
  • 1995年(平成7年) ビジネススクール代表:大前研一氏(42万票)
  • 1999年(平成11年) 実業家:羽柴誠三秀吉氏(2千票)
  • 1999年(平成11年) 元大臣:鳩山邦夫氏(85万票)
  • 2007年(平成19年) 建築家:黒川紀章氏(15万票)
  • 2007年(平成19年) タレント:桜金造氏(6万票)

私は東京都民ではありませんが、日本の首都の知事は国政にも大きく影響しますので、リーダーシップを持ったクリーンな方に頑張っていただきたいですね。

2020年の東京オリンピックの成功は、舛添さんの次の小池知事にかかっています!

みなさん、今後も必ず選挙に行きましょうね~!

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