土地なしでも出来るコインパーキング経営 儲かる仕組み教えます！

最近はどこにでも見かけるコインパーキング。大規模なパーキングもあれば、中には全部で2台しか停められないところもありますね。

車で出かけた時はすごく便利ですが、今は街道沿いや駅前、繁華街だけではなく、住宅街のど真ん中にもいつの間にかコインパーキングが出来ていたりします。

『こんな所にコインパーキング作って儲かるの？』と疑問に感じる方も多いと思いませんか？

でも、土地なしでコインパーキングを経営しても儲かるんです！

1日24時間のうち、6時間だけ稼働してくれれば、儲かる可能性大です!

そんなコインパーキング経営の儲けの秘密や失敗例、よくあるトラブル、土地が無くても経営できる方法をご紹介していきます。

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コインパーキング経営の仕組み

私たちがよく見かけるコインパーキング。

実は『地主』が経営しているケースはほとんどありません。

コインパーキングの運営会社(“タイムズ”とか”三井のリパーク”)が地主さんから土地を借りて経営しているパターンが99％です。

運営方法をざっくりとしたイメージで言えばこんな感じになります。

• 土地を1ヶ月10万円で地主さんから借りる
• コインパーキングの売上が1ヶ月14万円になった
• 4万円儲かった                                                                                                     

もちろんここには『コインパーキング機器代金』や『集金代』や『清掃費用』が含まれていません。

あくまでもイメージの流れです。

コインパーキング経営の2パターン

地主が自ら経営する

いわゆる『土地持ち』の人が自分で経営するパターン。

• 自分で機械類(精算機や看板など)を購入
• 工事業者に機器設置やアスファルト舗装を依頼
• 運営開始後の集金やトラブルは全部、地主が自分で対応

機械類購入後のメンテナンス費用は発生するものの、基本的に売上金は全て地主さんの取り分になります。

• 自分の土地なので、当然土地を借りる費用は0円
• だから売上が少なくても、赤字の可能性はほぼ0%

やっぱり地主は強い！うらやましい！

土地を借りて経営する

先ほどご紹介した通り、99%のコインパーキングがこの形態で運営されています。

では、地主さんと運営会社はどのような契約形態になっているのでしょうか。

一例をご紹介します。

1車室2万円/月で10台分(合計20万円/月)の駐車場を地主さんから借りた場合

• 1車室の売上が3万円/月(千円/日)だった
• つまり10車室合計の売上は30万円/月
• 地主は運営会社から毎月20万円を受け取る
• 運営会社は10万円の粗利益(30万円―20万円)

	費用・収支
１０車室の家賃	２０万円
１０車室の売上	３０万円
粗利益	１０万円

運営会社はこの10万円の粗利益の中から機械代やメンテナンス代、集金費用を出しますので、純利益は当然10万円よりも少なくなります。このような形になります。

ただし、売上合計が30万円ではなく、40万円だった場合はどうでしょうか。

地主に支払う家賃は固定なので20万円のまま。

つまり、粗利益は20万円(売上40万円-家賃20万円)に！

	費用・収支
１０車室の家賃	２０万円
１０車室の売上	４０万円
粗利益	２０万円

メンテナンス等の費用は駐車場の利用者が増えても減っても大きく変わることは無いので、コインパーキングの稼働が高ければ高いほど、運営会社は儲かる構図になります。

一方で、地主は固定の家賃を受け取る契約なので、コインパーキングの売上がいくら増えても、もらえる金額は20万円のままで変わりません。

赤字になる場合(損益分岐)は？

地主は家賃が必要ないので赤字になることはありませんが、土地を借りて経営する場合は赤字リスクがあります。

土地を10万円で借りて売上も10万円だった場合、一見すると黒字も赤字もない状況に見えます。

しかし、運営会社は家賃以外にも支払わないといけないお金があります。

• 機械代(毎月〇円のリース代を支払っている)
• 機械のメンテナンス代
• 電気代(照明や精算機)
• 警備会社の委託費(緊急のトラブル対応)

家賃以外の支払いも毎月発生するので、目安としては、家賃の2倍の売上が無かった場合は赤字になる可能性大です。

家賃が20万円だったら、売り上げは最低でも40万円は欲しい、ということ。

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初期費用はどれくらい必要？

大手のコインパーキング運営会社は機器類をリースやレンタルしており、『毎月〇円』というお金をリース会社に支払っています。

しかし、地主や個人が土地を借りてコインパーキング経営を始める場合は、レンタルではなく機器類を最初に購入する必要があります。

目安ですが、『土地なしで始めるコインパーキング経営』に必要な初期費用を見ていきましょう。

• アスファルト舗装費・・・0円。地主負担のケースが大半です。面積が大きくなるほど割安になってきますが、参考値として1台分の舗装で8~10万円程度をイメージしてください。
• 機器購入費・・・こちらも車室が何台分になるかで大きく変わってきます。台数が増えれば1台あたりの単価は低くなりますが、最低2台としても、200万円は必要です。

一例として、10台分のコインパーキングを始める時の初期費用を見ていきましょう。

設備としては、入り口と出口にゲートがあるタイプではなく、個別にフラップ板が埋め込まれているタイプとします。

内訳	数量	金額
精算機	１台	４００，０００円
個別ロック板	１０台	１，０００，０００円
料金案内看板	２か所	３００，０００円
機器設置工事	－	３５０，０００円
電源引き込み工事	－	２００，０００円
合計	－	２，２５０，０００円

ただ、これよりも台数が増えると工事費も少しは増えますが、1台あたりの単価は割安になっていきます。繰り返しですが、この金額はあくまでも目安です。

逆に台数が5台程度と少なくなると、フラップ板の個数費用も減りますが、1台あたりの工事費用は割高になっていきます。

実際の経営シュミレーション　収入・利益はいくら？

ここまで例で使ってきた条件を当てはめてみます。

• 10台設置
• 初期費用は約250万円
• 1車室月額2万円で地主さんから土地を借りる
• 売上は1車室月額3万円(1日1,000円)
• ランニングコスト(メンテナンス、警備会社)は毎月1台5,000円

売上が1,000円/日の場合

ただし、最初に250万円の初期投資をしているので、回収期間は約50カ月。4年ちょっとかかります。。。単純計算ですが、1日あたり1,000円の売上でも利益は50,000円程度残ります。

しかし、これが1日1,500円の売上だった場合はどうでしょうか。

売上が1,500円/日の場合

1日あたり500円/台の売上が増えますが、出ていくお金は変わりません。

初期費用の回収期間は・・・12.5ヶ月！

約1年で投資が回収できて、そこから先は毎月20万円が自分のお金！

ひゃっほい！

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1日1,500円の売上って、いけるの？

周辺の相場にもよりますが、下記の例で見ていきましょう。

• 1時間400円
• 24時間最大1,000円
• 夜間1時間100円

この例の場合、2時間以上駐車すると上限に達するので、それ以上は料金が加算されません。

しかし、同じように2時間以上駐車するお客さんが2名いた場合、もう売上は2千円です。

分かりやすく表で見てみましょう。

黄色いマスは「駐車中」の意味です。

つまり、一番オイシイパターンだと、“パターン1″の通り、3時間稼働すれば1,500円はクリアです！

“パターン4″の場合でも、稼働7.5時間ですが、たった2台が使ってくれるだけで1,500円クリア！

24時間のうちたった3時間とか7.時間時間ですよ？

概算ですが、24時間のうち25%(6時間)稼働すれば儲かる！

しかも機械が雨の日も風の日も、あなた不在で稼いでくれるんです。

いい商売じゃないですか？

しかし、経営者側からすると困るのが『24時間がっちり駐車するお客さん』です。

売上が1,000円以上上がらないですからね。。。

使ってくれるのはありがたいですが、回転率を上げてナンボの商売。

1日1,000円の売上で初期投資回収が4年！

1日1,500円の売上で初期投資回収が1年！

この差はデカイですね。

コインパーキング経営に失敗したらどうしよう？

どんな商売でも、「必ず成功する」という保証はありません。

でも、このコインパーキングは初期投資が300万円程度で可能なのがいいです。

もちろんこの300万円は機器代金なので、地主さんから土地を借りる地代は毎月必要。

しかし、飲食店や物販店のような店舗や事務所を借りるともっとお金が必要なので、コインパーキングは比較的低資金で始められる事業では無いでしょうか？

土地を持ってる人はコインパーキングをやるべきか

相続した土地や、古屋が建ったままで何となく土地を眠らせてしまっている人は意外と多いんです。

コインパーキングは土地の形や広さを選ばないので、どんなスペースの土地でもお持ちの人は検討する価値はありますよ。

• 土地を売ったほうがいいのか？
• 土地を貸したほうがいいのか？
• 自分で建物建てて貸した方がいいのか？

税金とかで最終的に何が一番得なのかわからない人は、無料のアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか？

土地活用の無料比較サイトで有名なのは土地活用の無料プラン比較【スマイスター】ですが、ずっと土地を寝かせておくのももったいないし、提案資料を読むだけでも勉強になりますよ。

駅前や繁華街は大手の運営会社が既に押さえてしまっていますが、住宅地ならまだまだ空いてる土地ってありますよね。

普段歩いていると、私たちの自宅の周辺でも『あれ、更地になってるな？』という土地がありませんか？

ひょっとしたらサラリーマンの副業で儲けられるチャンスを逃してるかもしれませんよ？

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