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警察官の階級一覧 キャリア組は新人でもこんなに偉かった!

time 2016/07/15

警察官の階級一覧 キャリア組は新人でもこんなに偉かった!

日本の全都道府県には約28万人の警察官がいますが、「審議官」とか「管理官」、「署長」など役職が多くて、いったい誰が偉いのかよくわかりませんね。

民間企業の場合だと、会社の役職順位一覧 専務と常務はどっちが偉い?次長と課長は?に記載の通りシンプルですが、警察組織はとても複雑。

 

そこで警察の階級が簡単にわかるようにまとめましたので、ご紹介していきます。

また、「キャリア組」と呼ばれるエリートたちの出世街道についてもご紹介していきますね。

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警察の階級は全部で9つだけ

警察官の階級は、実は全部で9つだけしかありません。

偉い順番に、次のとおりです。

カッコ内は推定平均年収。

・警視総監(2,100万円)
・警視監(1,300万円)
・警視長(900万円)
・警視正(800万円)
・警視(800万円)
・警部(750万円)
・警部補(650万円)
・巡査部長(600万円)
・巡査(500万円)

警察階級章一覧
上位階級ほど土台の金色部分が多くなり、縦棒の数も多くなります。

9つの階級でトップの警視総監は階級章が胸ではなく肩に付けるタイプになっています。
警視総監階級章
警視総監は全警察官28万人のうち、階級制度が適用される最高位なので、超絶に偉い人

しかし、実は全警察官のトップは警察庁長官で、例外的に唯一階級制度が適用されていません。

でも警視総監も、警察庁長官も階級章はやっぱり特別!

  • 警視総監  肩に星4つ
  • 警察庁長官 肩に星5つ

 

さすがはAmazon。
警察の各階級章のレプリカも売ってるんですね。

画像クリックすると、Amazonで詳細確認できます。

警視監バッジ


警視正バッジ

 

ちなみに警視総監とは、東京都を管轄する警察(警視庁)のトップのこと。

大阪「府警」とか神奈川「県警」のトップは「本部長」という役職ですが、警視庁(東京“都警”とは言わない)のトップは警視総監です。

 

年収に関しては、公務員はまだまだ年功序列の要素が多いので、同じ「巡査」の階級でも年収350万円~800万円程度と、年齢によって大きく違います

 

さて、警察には全部で9つの階級があることが分かったところで、先に触れた「キャリア組」についても見ていきましょう!

キャリアとノンキャリアの違い

国家I種採用試験に合格し、国家公務員として警察庁本省に採用された人のことを、いわゆる「キャリア」と言います。

テレビではイヤな奴の役柄で登場することが多いですね。

キャリア組の昇進パターン

このキャリア組の人達は、一般企業の平社員にあたる巡査からのスタートではなく、いきなり警部補からスタートします。

巡査と巡査部長で全警察の50%近くを占めるので、一気に真ん中くらいの地位に立つことになります。

入社したらいきなり課長」くらいのイメージですね。

キャリアスタート警部補から

しかも、7年後にはほぼ全員が「警視」まで昇進します。

入社7年目で大企業(社員数28万人)の部長」です。
キャリア7年目で警視

ノンキャリア組の出世パターン

地方公務員として各都道府県に採用された場合、学歴に関係なく「巡査」からのスタート

その後、一定の経験年数を経て巡査部長、警部補、警部と昇進試験に合格する必要がありますが、競争率も高く、合格率は極めて低い状況。

 

キャリア組が7年目で到達する「警視」ですが、ノンキャリア組で「警視」にたどり着けるのはほんの一握り

身分が国家公務員に変わる「警視正」まで昇進できる人は、限りなくゼロに近いそうです。

 

つまり、ノンキャリア組のゴールが、キャリア組の7年目と一緒、ということですね。

当然、給料も全然違います

何だか切ない。。。

 

では次に、キャリア組が目指す警察のトップ、警視総監について見ていきましょう。

28万人の警察組織のトップは、どんな人が歴任してきたのでしょうか?

歴代警視総監一覧と出身大学

全警察官のトップは警視総監ですが、特に学歴社会の官僚においては出身大学は気になりますね。

ここでは歴代警視総監の出身大学を見ていきましょう。

警視総監就任年入庁年出身大学前役職
沖田芳樹2016年1981年東大法卒警察庁警備局長
高橋清孝2015年1980年東大法卒警察庁警備局長
高綱直良2014年1981年東大法卒警察庁刑事局長
西村泰彦2013年1979年東大法卒警察庁警備局長
樋口建史2011年1978年東大法卒警察庁生活安全局長
池田克彦2010年1976年京大法卒警察庁警備局長
米村敏朗2008年1974年京大法卒警察庁長官官房長
矢代隆義2007年1973年東大法卒警察庁交通局長
伊藤哲朗2006年1972年東大法卒警察大学校長
奥村萬壽雄2004年1971年東大法卒警察庁警備局長
石川重明2002年1968年東大法卒警察庁長官官房長
野田健1999年1967年東大法卒警察庁長官官房長
前田健治1996年1965年東大経卒警察庁長官官房長
井上幸彦1994年1962年京大法卒警察庁次長
吉野準1993年1960年東大経卒警察庁次長
安藤忠夫1992年1959年東大法卒警察庁警務局長

警視総監の出身大学はダントツで東大の法学部卒が多いですね。

 

そして熾烈な出世競争ですが、1990年以降の警視総監で同期入庁なのは1981年入庁の沖田氏と高綱氏のみ。

あとの警視総監は同期入庁は一人もいません

同期の誰かが警視総監になったら、同じ年に入庁した警察官の出世レースは終わるということです。

 

ここまでは「キャリア組」「警視総監」についてご説明してきましたが、もちろん他にも役職はたくさんあります。

多すぎて分かりにくいくらいなので、階級と役職の関係をまとめています。

警察の階級と役職の比較一覧

階級は9つしかないのですが、その中に「審議官」とか「管理官」、「署長」とかの役職があるのでややこしい。

そこで一覧にしてみました。

階級主な役職
警視総監警視総監は1人だけ!
警視監審議官、主要課長、警察大学校長、主要都道府県の警察本部長
警視長参事官、都道府県警察本部長
警視正警察大学校教授、監察官、大規模警察署長
警視管理官、一般警察署の署長・副所長、主要警察署課長
警部警察署副所長・課長、機動隊などの中隊長
警部補警察本部係長、小隊長
巡査部長警察署主任、分隊長
巡査係員

一般企業の課長ってそんなに「偉い人」って感じはないですけど、警察本部の主要課長ってとっても偉いんですね!

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ドラマ・アニメ・映画に出てくる登場人物の警察階級

普段お世話になってる警察ですが、やっぱり一番身近なのはテレビや映画に登場するキャラクターではないでしょうか。

 

そこで、有名な警察ドラマや映画の主要人物を階級表の一覧してまとめました。

階級役柄
警察庁長官・Gメン75 黒木哲也(丹波哲郎)
警視総監・奥様は警視総監 橘朝子(かたせ梨乃)
警視監・踊る大捜査線ファイナル 室井慎次(柳葉敏郎)
・相棒 甲斐峯秋(石坂浩二)
警視長・踊る大捜査線 沖田仁美(真矢みき)
警視正・踊る大捜査線 神田総一朗(北村総一朗)
・キャリア 遠山 金志郎(玉木宏)
警視・西部警察 木暮謙三(石原裕次郎)
・踊る大捜査線TV 室井慎次(柳葉敏郎)
警部・ルパン三世 銭形幸一
・太陽にほえろ!橘兵庫(渡哲也)
・相棒 杉下右京(水谷豊)
警部補・太陽にほえろ! 藤堂俊介(石原裕次郎)
・太陽にほえろ! 山さん(露口茂)
・古畑任三郎 古畑任三郎(田村正和)
・踊る大捜査線 青島俊作(織田裕二)
・ハンチョウ 安積剛志(佐々木蔵之介)
巡査部長・西部警察 大門圭介(渡哲也)※後に警部
・はぐれ刑事純情派 安浦吉之助(藤田まこと)
・あぶない刑事 ユージ(柴田恭兵)
・あぶない刑事 タカ(舘ひろし)
・こち亀 大原部長
・SP 井上薫(岡田准一)
巡査長・こち亀 両津勘吉
・踊る大捜査線 和久平八郎(いかりや長介)
巡査・太陽にほえろ! ジーパン(松田優作)
・古畑任三郎 今泉(西村雅彦)
・こち亀 中川圭一

子ども心に太陽にほえろ!のボス(石原裕次郎)って超偉い人だと思ってましたが、そうでもなかった。。。

警察官の多い都道府県ランキング

やはり都市部に多くなっています。

順位都道府県警察官人数人口1万人あたりの警官数
1位東京都約46,000人約35人
2位大阪府約22,000人約25人
3位神奈川県約17,000人約18人
4位愛知県約14,000人約18人
5位千葉県約12,000人約20人

一方で、警察官の少ない都道府県ランキングはこちら。

順位都道府県警察官人数人口1万人あたりの警官数
47位鳥取県約1,400人約24人
46位島根県約1,800人約24人
45位徳島県約1,800人約23人
44位高知県約1,800人約24人
43位山梨県約1,900人約22人

東京都と鳥取県では、警察官の人数が30倍も違うんですね!

でも、人口1万人あたりの警察官の数では東京都だけが多くて、その他は同じくらい。

 

東京は本省(警察庁)があるので警官の数が増えているのだと思いますが、それでもやっぱり東京は特別なんです。

要人の警護とか多そうですしね。


 

普段からお世話になっている警察の方は、実は一般企業よりも出世競争が熾烈なんですね。

中には「俺は生涯現場で活躍したい」といって、あえて昇進試験を受けない人もいるそうですが、体を張った大変なお仕事です。

 

不祥事も多いですが、そんなのはごく一部。

これからも住みやすい安全な街を支えてください!

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コメント

  • 全国警察官のトップは階級外の「警察庁長官」です。
    警察庁長官が警察官であることは警察法に書かれています。

    警視総監の年収の約1300万円というのは根拠のある値でしょうか。
    警視総監は指定職第七号俸であり、基本月給が1,107,000円です。
    ここに東京23区勤務ですので地域手当20%とボーナス4か月分が加わるので、
    実際の年収は1,107,000*1.2*16=約2100万円です。
    ttp://www.jinji.go.jp/gaisannkyuubetu/yosannseiritsugo.pdf
    ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%87%E5%AE%9A%E8%81%B7

    「1万人あたり警察官」の中の「約35人に1人」とはどういう意味でしょうか。
    「住民1万人あたり警察官35人」だから多いのであって、「約35人に1人」は誤りです。

    by test €2017年1月8日 3:03 PM

    • testさま

      コメントありがとうございました。
      ご指摘の内容を修正・訂正させていただきます。

      不勉強で申し訳ありませんでした。

      by park-park €2017年1月10日 5:20 PM

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