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台風の強さ歴代ランキング 史上最大の記録は●ヘクトパスカル!

time 2016/07/08

台風の強さ歴代ランキング 史上最大の記録は●ヘクトパスカル!

日本は毎年台風の被害に遭いますが、毎年25個前後も発生しているんです。

そのうち、日本に近づくのは11個程度、上陸するのは毎年2.7個ほど。

 

台風被害の多い沖縄とか四国、紀伊半島にお住まいの方には「もっと多いだろ!」と感じるかもしれませんし、被害の少ない内陸部の方には「そんなに上陸してるの?」と感じるかもしれませんね。

 

今回は台風の定義、歴代台風の強さ(気圧が低い)ランキングなど、台風の記録についてあれこれをご紹介していきます。

自然が相手なので手強いですが、風害や水害などの被害が少なくなるといいですね!

 

あと、雨が降ると通勤やお出かけが大変ですね。

雨の日の通勤でヒドイ目にあっている方は、雨の日に靴が濡れない対策グッズ これで通勤も大丈夫!のページもぜひご覧ください。

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台風の定義

台風とは、北西太平洋や南シナ海にある熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風力が毎秒17.2 m以上のものを言います。
台風発生場所南シナ海北西太平洋

「毎秒17.2mの風」って分かりにくいですが、時速約60キロちょっと。

道路を走っている車くらいのスピードで風に押されるイメージ

確かに強い風ですね!

 

ちなみになぜ「毎秒17.2m」という中途半端な数字なのかですが、基準単位が「ノット」だからです。

1ノット=1海里(1,852m)を1時間で進む速さ。

 

台風の基準は毎秒最大33ノット以上の風と決められているので、これを秒速に直すと「17.2m」という数字になるんですね。

ややこしいな。。。

台風のランク、表現、階級

テレビや新聞の報道で「強い台風」とか「猛烈な台風」という表現をしていますが、実はアレにも決まりがあります。

◆「強さ」のランク◆

最大風速(毎秒)階級・表現
17.2m台風
32.7m以上強い台風
43.7m以上非常に強い台風
54.0m以上猛烈な台風

このように最大風速でランクが決まるので、被害が大きいだけで「猛烈」と表現してはいけません

◆「大きさ」のランク◆

また、風速15m/s以上のエリアが半径何mあるかによって、「大きさ」の表現も決まってきます。

風速毎秒15mの半径大きさの階級
500km以下台風
800km以下大型の台風
800kmより大きい超大型(非常に大型)の台風

テレビなどで「超大型で猛烈な台風」と表現しているのは、「中心付近の最大風速毎秒54m以上、毎秒15m以上の風速範囲が半径800kmよりデカイ台風」ということになります。

歴代台風の強さランキング

ここでの「強さ」は、最大風速や範囲ではなく、陸上での中心気圧の低さ(hPa=ヘクトパスカル)でランキングしています。

順位台風の名前中心気圧発生年観測地点
1位沖永良部台風907.3hPa1977(昭和52)年沖永良部(鹿児島)
2位宮古島台風908.1hPa1959(昭和34)年宮古島(沖縄)
3位室戸台風911.6hPa1934(昭和9)年室戸岬(高知)
4位平成15年台風14号912.0hPa2003(平成15)年宮古島(沖縄)
5位枕崎台風916.3hPa1945(昭和20)年枕崎(鹿児島)
6位第2室戸台風918.0hPa1961(昭和36)年名瀬(鹿児島)
7位昭和5年台風922hPa1930(昭和5)年南大東島(沖縄)
8位昭和38年台風14号923.5hPa1963(昭和38)年石垣島(沖縄)
9位平成18年台風13号923.8hPa2006(平成18)年西表島(沖縄)
10位平成16年台風18号924.4hPa2004(平成16)年名護(沖縄)

沖縄、鹿児島、高知。

台風銀座、と言われる理由がわかります。

歴代の台風上陸数年度別一覧 過去最多は2004年の10個!にも書きましたが、沖縄県は実は台風上陸回数が0回って知ってました?

それにしても、台風の上陸回数が多い県は偏ってますよね。。。

また、近年は地球の温暖化で海水温が上がっているため、台風の勢力が強くなる傾向にあるそうです。

全員がプリウスに乗ったら、温暖化って緩和されるのかな?

そんな単純なものでは無いと思いますが、車のアイドリングや部屋のクーラーかけすぎなど、自分たちの身に降りかかってきてるのがわかりますね。

その他の台風ランキング

世界で最低気圧を記録した台風

世界の観測史上、最低の気圧を記録した台風は、なんと日本に上陸しています。

  • 昭和54年台風20号
  • 最低気圧870hPa
  • 1979年10月12日
  • 沖ノ鳥島南東付近の海上で観測

この台風は、その後勢力を弱めたものの、960hPaで和歌山県白浜町に上陸し、本州を縦断。

北海道に再上陸して、死者100名を超す甚大な被害を出しました。

【昭和54年台風20号進路】
昭和54年台風20号進路
【最盛期の画像】
昭和54年台風20号画像
台風の目がくっきりはっきりしてます。勢力が強い証拠ですね。

(余談)
昭和54年台風20号の時は激甚災害法の指定要件(その規模が特に甚大であり国民生活に著しい影響を与えたもの)が厳しく、指定対象にはなっていませんでした。

しかし1999年(平成11年)に激甚災害法が改正され指定条件が緩和。

地震や台風などこれまでに数10回指定され、復興に国の助成金が出ています。

最大瞬間風速を記録した台風

  • 第2宮古島台風
  • 最大瞬間風速毎秒85.3m
  • 昭和41年9月5日宮古島で観測

毎秒85mの風って、時速307kmのことです。

想像できますか?建物ごと吹き飛ばされるんじゃないの?

強風域が大きい台風(直径)

「強風域」とは、毎秒15m以上の風のことです。

平成9年台風13号 強風域直径2,400km

 

台風の直径が2,400kmと言ってもイメージが湧きませんが、東京~大阪間が約500kmなので、地図に落とすとこんな感じ。
台風直径2400km

でかっ!

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日本で被害の大きかった台風

損害保険の支払い金額をもとに算出しています。

災害名最低気圧上陸時中心気圧支払保険金
平成3年台風19号925hPa940hPa5,680億円
平成16年台風18号925hPa945hPa3,874億円
平成26年2月雪害3,224億円
平成11年台風18号930hPa950hPa3,147億円
平成27年台風15号930hPa965hPa1,642億円
平成10年台風7号960hPa960hPa1,599億円
平成16年台風23号940hPa970hPa1,380億円
平成18年台風13号919hPa950hPa1,320億円
平成16年台風16号910hPa950hPa1,210億円
平成23年台風15号940hPa970hPa1,123億円

被害金額は、台風の中心気圧だけでは判断できませんね。

雨風の強さは、気圧のそれほど低くない台風でも油断できません。進路によっても被害状況が大きく違ってきます。

世界で最も被害の大きかった台風

台風ではなく、アメリカのハリケーン「カトリーナ」は、フロリダ湾で発生し、史上最悪の被害を出したと言われています。
カトリーナ
本州がスッポリ入るくらいの大きさです。

  • 2005年8月アメリカ南東部で被害
  • 最低気圧902hPa
  • 最大風速秒速78m
  • 死者1,800名
  • 行方不明者700名
  • 被害金額推定2兆8,000億円

当時のブッシュ大統領はルイジアナ州に非常事態宣言を出すなど、激甚災害になりました。

台風の名前 決め方と一覧

2015年の台風1号は「メーカラー」という名前でした。

2016年の台風1号は「ニパルタック」。

 

これは東アジア14カ国で構成されている「台風委員会」という機関が決めています。

14カ国がそれぞれ10個の名前を持ち寄って、それを順番に当てはめて繰り返していくんです。
(140個の名前全部を知りたい方は、気象庁のHPからご確認ください)

 

14カ国で10個ずつなので、合計140個を1番から140番まで使いまわします。

2015年は台風27号(メーロー:140個のうち92番目)で終わったので、2016年の台風1号は93番目の「ニパルタック」から始まりました。

台風委員会のメンバー国

・カンボジア
・中国
・北朝鮮
・香港
日本
・ラオス
・マカオ
・マレーシア
・ミクロネシア
・フィリピン
・韓国
・タイ
・アメリカ
・ベトナム

各国で10個ずつ台風の名前を決めますが、国によって「植物(ユリ:韓国)」だったり「伝説の戦士・女神(悟空:中国)」や「自然現象(夕焼け:北朝鮮)」など、ある程度統一されているようです。

 

また、1年間で平均25個程度の台風が発生するので約5~6年で140番まで一周し、140番が終わったらまた1番から始まります。

日本が命名した台風の名前(星座の名前)

5番目  :テンビン(てんびん座)

19番目:ヤギ(山羊座)

33番目:ウサギ(うさぎ座)

47番目:カジキ(かじき座)

61番目:カンムリ(かんむり座)

75番目:クジラ(くじら座)

89番目:コップ(コップ座)

103番目:コンパス(コンパス座)

117番目:トカゲ(とかげ座)

131番目:ハト(はと座)

 

「室戸台風」とか「伊勢湾台風」といった日本独自の名前は、特に被害が大きかった台風に名付けられていましたが、最近はあまり付けられていませんね。

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台風の被害が多い地域の方は普段から対応を心掛けたり、避難の準備をしているかもしれませんが、被害が少ない地域の方ほど油断しているので注意が必要ですね。

  • 田んぼが心配で見に行った
  • 近くの水路を見に行って流された
  • 海岸に行って高波にさらわれた

台風田んぼ

台風高波

何度も報道を見て悲しくなりますが、「なんで今、わざわざ見に行くの?」って思いませんか?

台風用水路検索

台風たんぼ検索

気になって仕方がない気持ちは分かりますが、打てる手は少ないのでまずは命を大事にしましょうね!

 

台風が近づいたら、川や海に近づかないこと!家や避難所でじっとしておくこと!

ダメ!ゼッタイ!

 

また、地震の震度とマグニチュードの違い 最大規模の地震ランキングでもご紹介の通り、日本は台風だけじゃなく地震の被害も多い国です。

避難訓練や防災グッズの用意は、大事な人を守るためにも必ずやっておきましょうね!

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