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コンビニオーナーの年収教えます おにぎり1個の利益知ってますか? | いろいろ気になるどっとこむ

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コンビニオーナーの年収教えます おにぎり1個の利益知ってますか?

time 2016/05/31

コンビニオーナーの年収教えます おにぎり1個の利益知ってますか?

サラリーマンならいつかは独立したいと思うこと、多いですよね。

 

近くで儲かってそうなコンビニがあると、「コンビニのフランチャイズオーナーの年収ってどれくらいなんだろう?」「自分でもコンビニ経営やれないかな?」と思う方は少なくありません。

 

私は10数年ほど某コンビニ本部で、オーナーに経営指導するスーパーバイザー(SV)をやってましたが、知人から「コンビニオーナーって年収どれくらいなん?」とよく聞かれました。

 

そんな質問には、いつも「ポルシェ買ったオーナーもいるし、毎日お店の売れ残り食べてるオーナーもいる」と答えていましたが、はっきり言いましょう。

 

コンビニ経営は儲かります

 

もちろん全員が儲かっているわけではありません。

でもゼロではないですが、自分で一から商売始めるよりも、はるかにリスクは少ないです。

 

ただし、変なお客さんも多いし、生意気な中学生も来るし、よほど商売が好きな人じゃないとストレス抱えます

 

おまけに高校生のバイト君は、「100円のおにぎり売れたら、利益100円ですよね!」と真顔で答えてくれます。

「1日の売上50万円だから、オーナーの給料は1,500万円ですか?すごいっすね!」なんて考えている子がゴロゴロいるんです。

 

 

で、本題のコンビニ経営者の年収ですが、おにぎり1個売れたら、オーナーの手元にいくら残るかご存知ですか?

先ほど「コンビニ経営は儲かる」と言いましたが、皆さんが思っている以上に、本当に薄利多売な商売なんです。

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コンビニオーナーの年収

いきなりですが、気になるオーナーの年収です。

もちろんお店によって違いますが、平均するとだいたい700万円くらい。

これは商品の仕入れ代金や人件費、本部に支払うロイヤリティなどを差し引いた後の、手元に入るお金です。

 

私が本部スーパーバイザーとして担当したお店が関西地方の約30店舗くらいですが、700万円はその平均値

500店舗くらいの損益計算書と貸借対照表を見てきましたが、全国的に見てもそれほど大きく違いはありません。

 

 

ただし、私が担当した店舗で一番年収が多いオーナーだと4店舗経営で2,000万円(ポルシェ所有)くらい。

一番少ないオーナーで、300万円くらいでした。

 

30店舗担当して年収が500万円以下だったのはこの300万円の1店舗だけでしたが、その後は店舗を移転(後に詳しくご説明します)して、今は年収700万円オーバーになって結構儲かってるみたいです。

 

とは言っても、これらの収入はオーナーだけで稼いだ収入ではありません。

基本的には奥さんと一緒に経営するので、”共働き夫婦の年収“になります。

 

オーナーの年収350万円、奥さんの年収350万円と考えると良いでしょう。

コンビニオーナーの支出

続いては年収の次に気になるオーナーの支出です。

ひとくちに「支出」といっても、オーナーの家族構成やローンの有無によって支出金額は全く変わってきますよね。

 

話をわかりやすくするために、「コンビニ開業前と比べて増える支出」に絞ってお話しますが、独立前の会社員時代もコンビニ開業後も、生活水準を変えなければ、「増える支出」は実は限られています。

  • 法定福利費(国民年金・健康保険)が全額自腹
  • 税理士費用(年間平均30万円前後)

 

これくらいではないでしょうか。

個人事業主のまま経営を続けるのか、経営が軌道に乗って「法人成り」するのかで、少し数字は変わってきますが、やはり一番大きいには年金・健康保険ですね。

 

サラリーマン時代は会社が半額払ってくれていた厚生年金・社会保険ですが、会社負担分が無くなるので、同じ収入ならサラリーマン時代の倍の金額を支払わなくてはいけません。

最初はどの脱サラオーナーさんも、保険料の高さに結構ヘコむんです。

 

「会社が年金・保険料の半分を出しててくれたんだ!」とありがたさに気づく瞬間ですね。。。

 

 

ここまでで、オーナーの収入と支出についてご紹介してきましたが、ここから先はコンビニを経営する上での利益の計算方法や、儲かる商品、リスクの少ない立地選びなどをご紹介していきます。

コンビニのロイヤリティー計算方法

お客の立場としては、商品が1個売れた時のオーナーの収入ってわかりにくいですよね。

では具体的におにぎりが1個売れた場合の利益の内訳を追っていきましょう。

100円のおにぎりが1個売れた!

コンビニ1

おにぎり、お弁当、パン、サラダなど、ほとんどの商品の原価(オーナーの仕入れ値)は売価の70%くらい。

なので、普通に考えるとおにぎりが1個売れたら利益は30円です。

コンビニ本部にロイヤリティを払う

上の例で利益の30円がまるまるオーナーの収入になればいいのですが、そうするとコンビニ本部にはお金が入ってきません。

 

なので、利益の30円(粗利益)を本部とオーナーで分けるのですが、今では90%以上を占める脱サラオーナーの場合だと、コンビニ本部側が土地や建物を用意してオーナーが借りる形を取っているので、30円の分け前は次の通りです。

粗利分配

契約形態にもよりますが、脱サラオーナーの場合はだいたいこんな感じです。

粗利益の70%が本部の収入になります。

 

「オーナーの収入、きゅ、9円!?」と驚かれると思います。

でも、本当に9円です。

おにぎり1個売れた場合のオーナーの取り分は、間違いなく9円なんです。

 

オーナーって本当に儲かるの?って不思議に思いますよね。

売れ残った場合は?

世の中にはたくさんのコンビニがありますが、おにぎりを1個だけ発注する店なんてありません。

昆布やツナマヨなど、色んな種類のおにぎりを合わせて、少なくても毎日100個以上は仕入れしますし、多い店では1日で1,000個も発注します。

 

ここでは分かりやすくするために、10個発注して2個売れ残った(廃棄処分)の例で見ていきましょう。

 


おにぎりを10個仕入れました。
仕入れ値は70円が10個で700円です。

次に、おにぎりが8個売れて、2個売れ残った(廃棄処分)場合。


売上 800円(100円が8個売れた)
原価 700円(70円で10個仕入れた)
粗利益100円

【粗利益100円の分け前】
本部  70円
オーナー30円

このように考えますよね?

でも違います。

 

コンビニの会計システムは違うんです。

コンビニのややこしい会計システム

粗利益の計算をする時は、レジを通った商品(売れた商品)の個数分だけを”原価”として計算します。

売上 800円(100円が8個売れた)
原価 560円(70円×売れた8個)
粗利益240円

【粗利益240円の分け前】
本部  168円(70%)
オーナー   72円(30%)

このようになります。
どっちの例でも売り上げは800円で変わってないのに、計算方法を変えると本部もオーナーも分け前が増えました!
最初の計算方法後の計算方法
売上800円800円
原価700円560円
粗利益100円240円
本部分け前70円168円
オーナー分け前30円72円
オーナ売れ残り分負担0円▲140円
オーナー最終利益30円▲68円

ここから廃棄分を、オーナーの分け前から差引します。
分け前72円-廃棄140円(70円×2個)で、68円の赤字

10個のうち、2個売れ残ってしまうとオーナーは赤字です

 

良い悪いは別にして、コンビニではこのような会計システムを採用しています。

おにぎり1個の利益

10個仕入れて2個売れ残って廃棄処分にしたら、オーナーは赤字なんです。

1個の売れ残りだとギリギリ赤字になるか、ならないかのレベル

 

ね、薄利多売でしょ?

これで本当にオーナーは儲かってるの?

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オーナーはコレで儲けている!

仕入れたおにぎりが売れ残って廃棄処分になると、オーナーはたちまち赤字です。

 

じゃあ、何で儲けているのかと言うと、”売れ残っても廃棄にならない商品“と”利益率の高い商品“ですね。

 

具体的にはポテトチップスや歯ブラシなんて、売れ残っても腐らないので廃棄処分にはなりません。

ペットボトルのドリンクも同じです。

 

また、利益率の高い商品で定番なのがカウンターに置いてある”ファストフード”や”100円コーヒー”です。

コンビニで取り扱っている商品の、おおよその原価率は次の通り。

 

原価率が低い商品は儲けが多いですが、逆に原価率が高い商品は儲けが少ないということになります。
カテゴリー原価率
お弁当・惣菜類70%
ファストフード30%
カウンターコーヒー15%
ペットボトルドリンク60%
雑貨類50%
ポテチ70%
タバコ90%
コピー機10%
ATM設置料毎月定額2~3万円

意外なところでは、コピー機の利益率は非常に高いんですよ。

 

コピー機は急にシフト休んだりしないし、文句も言わず24時間働いてくれます。

テスト前に学生さんがコピーをじゃんじゃんやってくれると、非常にありがたいんです。

 

あとはカウンターの100円コーヒーやファストフード類。

原価が安いので、フランクフルト1本売れ残ってもビクともしません

 

逆に、タバコは原価率が90%と高いので、儲けは10%しかないんです。

タバコを買うお客さんは多いし、単価も高いのですが、実はあまり儲かる商品ではないんです。

 

もしタバコ1箱を失くしたり万引きされた場合、計算上はタバコを30箱売らないと損失分をリカバーできません。

たばこ1箱金額
売値500円
仕入れ値450円
粗利益50円
本部収入35円
(50円×70%)
オーナー収入15円
(50円×30%)

在庫管理がしっかり出来るオーナーは儲けていますし、どんぶり勘定のオーナーは儲かりません。

 

ちなみにこちらのページでは、切手やハガキが売れた時のオーナーの利益をご紹介していますので、合わせてご覧ください!

コンビニで切手や収入印紙を売ってるって、実は知らない人も多いようです。郵便局が閉まった時間帯でも買えるので便利ですが、どんな種類の切手や収入印紙を販売してい...

オーナー泣かせの”憎くて仕方がないお客”

お店によって異なるのが、商品の売上比率の内訳です。

具体的にはお弁当などの”売れ残ったら廃棄処分する商品群“と、雑貨やソフトドリンクのような”廃棄処分にならない商品群“の2つに分けることができます。

 

おおよそ平均値としては、廃棄処分あり:廃棄処分なし=40:60 くらいです。

 

売上の大半(約60%強)は廃棄処分にならないカテゴリーなので、このカテゴリーの比率が高いほど、安定的に利益を確保できます。

 

でも「じゃあ、おにぎりとかお弁当はそんなにたくさん仕入れたら損なんだ」と勘違いしてはいけません!

おにぎりを買いに来るお客さんは多いし、仕入れする量が少なくて毎日売切れているようなお店だと、お客さんは逃げてしまいます。

 

おにぎりを買いに来るお客さんの数が減ると、当然ドリンクやお菓子などの「ついで買い」も減るからです。

コンビニ経営で客数を減らしてしまうので命取り

 

だから、おにぎりは売り切れないような数を注文するけど、売れ残りの廃棄処分は1個でも減らしたいのが本音なんですよね。

でも、この淡い期待を軽く蹴散らしてくれるお客さんがいるんです。

 

それは、奥の新しい商品から取っていくお客!

 

陳列している順番通りに売れたら廃棄処分にしなくてもよかったのに、後ろの新しい商品を取っていかれると、賞味期限が近付いてしまい、そのまま廃棄処分になります。

 

今すぐ食べるんだったら、手前の商品から手に取れ!

 

全国のコンビニオーナーがこうやって心の中で叫んでるんですねぇ~。

テレビで「食品廃棄なんてけしからん!コンビニは悪だ!」と言ってる評論家なんかも、いざ自分が買い物に行くと奥から手に取ってるに違いない!と個人的には思っていました。

 

翌日の朝ごはん用に買うのなら仕方ないですが、家に帰ってすぐに食べるなら、お客さんには出来るだけ手前の商品を選んで欲しいんです!

それだけで食品廃棄もどーんと減りますしね。

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儲かるコンビニの立地

住宅地から行楽地、繁華街や駅構内、学校内など全国津々浦々にコンビニはありますが、元本部社員として”外さない立地”を挙げるとすれば、間違いなく【繁華街】や【駅前】の人通りが多い立地です。

 

私なら住宅街は選びません。

 

住宅地は安定して常連さんに売り上げを支えてもらえるメリットがありますが、競合店が出てくると極端に売り上げが減ります。

 

一方で、繁華街などの人通りが多い店だと、近くに店が出来ても元々の人通りが多いので、“壊滅的被害”にはなりにくいです。

 

私は自分で客商売に向いてないと自覚があるのでやりませんでしたが、コンビニオーナーって実入りの悪い商売じゃないですよ!

もしオーナーをやるなら、人通りが多い場所を選んでください!

 

ただし、万が一、”全然売れないお店”に当たってしまった場合、よほど資質の悪いオーナー(お客にケンカ売る、本部との約束事・ルールを守らない)でなければ、他のお店に移転させてくれるケースも少なくありません。

 

その場合、”売れない店”の近くに新しく作った店への移転の場合もありますし、全然違う場所(引っ越しする場合もある)になる場合もあります。

 

本部が土地や建物を用意してくれる契約形態の場合は、このように「売上不振店の引っ越し」が出来るのがメリットです。

自前で土地・建物を用意すれば儲かった時の取り分は大きいですが、「引っ越し」はできないですからね。


 

今回のタイトルにある”おにぎり1個の利益”ですが、10個中2個売れ残ったら赤字なんです。

でも、よほど放漫経営をしない限り、”廃棄処分にならないカテゴリー”の売上だけでも十分に食べていける収入になります。

 

ネットで「コンビニオーナー」と検索すると、”悲惨”、”地獄”、”奴隷”といった悪いイメージの言葉が並びますが、そんなに悪い商売ではありませんよ!

 

あと、ここまで読んでいただいたコンビニ経営にご興味がある方なら共感いただけると思うのですが、今すぐ食べるパンやお弁当類は、出来るだけ手前から手に取ってあげてくださいね!

 

 

なお、別のページでは更に詳しくコンビニオーナー500人を見てきた「コンビニ経営成功の秘訣」をご紹介しています。

私は某コンビニチェーンの本部社員として10数年間、加盟店のオーナーにアドバイスをするスーパーバイザー(経営指導員)をしてきて、100人以上のコンビニオーナーさんと関...

コンビニ会計の仕組みや立地選定のポイント、経費管理や実際のオーナーの勤務パターンなど、かなり詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

 

やっぱり、成功しているオーナーさんは◯◯と△△が最優先なんです!

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コメント

  • 閲覧させて頂きました。非常に解りやすく上手くまとめていているので、観てて勉強になりました。ありがとうございます。一点だけロスチャージの件、あたかもコンビニ会計の方が利益出ている様に書いてますが実際はオーナーに負担がでかいのはコンビニ会計ですよね?そこらへんも詳しく書いて頂けたら解りやすかったです。

    by パンパン €2017年10月31日 6:28 AM

  • 興味深い記事でした。
    利益のだしかたで、最初の会計はおかしいですね。
    二重に売れ残ったものを計上しています。
    分かりやすく、オーナーが原価で買ったと考えると、それらが売り上げに乗らないといけませんから。

    by 身内にオーナー €2017年12月17日 9:25 PM

    • 身内にオーナーさん

      メッセージありがとうございました。
      会計方式、分かりにくいですよね。

      「売れ残りにロイヤリティが二重計上」と考えるか、「売れた商品だけ原価に計上」と考えるか、加盟前のオーナーさんには判断がつかないと思います。

      もっと理解が深まるように、納得してもらってから契約しないと、今後もこの議論は続きますよね。

      by park-park €2017年12月21日 1:16 PM

  • 現役オーナーです。
    開店2年目ですが、収入は平均で月80万台です。
    夏の二カ月は、月130万なので、年収1千万になります。
    サラリーマンマン時代に比べると、ストレスもなく。
    オープンから一日も休んだ事はありませんが、
    昼頃起きて、毎日15時頃店に行って発注して
    21時には家で晩酌しての生活は楽しいです。
    オーナーは誰でも出来るとは思いません。
    小売業の知識があり、売れ筋、死に筋商品を
    見極める能力があり、かつ、店や従業員の様々な
    事に気付く力も必要です。
    私の店の廃棄は毎日一万円程度に抑えているため、
    利益率が高く、経営も安定していますが、
    適当に発注する、または能力がないオーナー
    さんでは、利益が出せないと考えます。
    毎日の些細な環境やお客様の嗜好の違いに
    気付く力がある方なら成功すると思います。

    by オーナー二年生 €2018年1月31日 4:01 AM

  • 最近は店舗過剰で競合どころではないはずです。
    やはりきつくやめていく方も少なくはありません。

    by 7年目 €2018年3月3日 9:49 PM

  • セブンオーナーです。
    今は年間で最も売上が上がる時期です。
    私の店だと、1店舗で追加月次送金が100万は確実です。
    5日頃に来るPL、BSが待ち遠しいです。

    by 隣のセブンまで200メートル €2018年8月4日 4:56 AM

  • 人を育て、オーナー業務を任せれば、仕事上のキツさはなくなります。前日発注なら、発注の多い月曜、水曜、金曜だけ店に行くだけで回ります。
    競合があるなら品揃えと接客を磨けば勝てます。
    OFCの言いなりにならずに、自分で考えて手を打つ力が必要ですね。

    by セブン勝ち組の一人 €2018年8月4日 5:11 AM

  • おにぎりの利益、本部70円、オーナー30円の儲けでも本部儲けすぎって思いますが、これを更に本部168円儲けて、オーナーを68円赤字させちゃうんだから、普通に考えれば悲惨、地獄、奴隷と思いますが、それでもやりたい人が沢山いるんだから、すごく儲かるんですね。

    by ttx €2018年12月24日 9:38 PM

  • オーナーは廃棄分を自分で負担しないといけないので、
    分け前30円-廃棄140円(70円×2個)で、110円の赤字!

    ここ、廃棄140円分を負担する意味がわからないです。
    原価700の所に含まれていると思うんですが、二重に廃棄分を支払わなければならない契約でもあるのでしょうか?

    by ㅤ €2019年2月9日 12:42 PM

    • こんにちは。計算方法が難しいですよね。

      140円の負担ですが、この場合、原価は560円(70円×売れた8個)で計算しています。
      原価700円ではありません。

      文章が分かりにくかったかもしれませんが、「一般的には仕入れ70円✕10個=原価700円で計算します」「ただしコンビニ会計の場合、売れた数量分(70円✕8個=560円)のみを原価として計算します」という内容です。

      なので計算上、二重に廃棄分にもロイヤリティを負担している訳では無いんです。
      加盟店のオーナーや、本部社員でもよく理解していない人が多いので、本当にややこしいと思います。

      こんな感じでご理解いただけたでしょうか。

      by park-park €2019年2月9日 1:36 PM

  • おにぎりの最初の計算方法では原価が700円になっているので廃棄分も含まれているので廃棄分140円をオーナーが負担する必要はないと考えます。
    単純に本部70円オーナー30円の利益と考えるのが一般的ではないでしょうか。
    最初の計算方法では原価が700円でオーナーが廃棄分の140円を負担してしまうと、原価700円+廃棄140円で仕入れが840円になってしまうので計算があいません。
    オーナーの最終利益は最初の計算方法では30円で後の計算方法では▲68円が正解ではないでしょうか。

    by 頭が混乱 €2019年2月20日 1:08 PM

  • 通常会計

    売上800
    原価▲700
    粗利100
    チャージ▲70
    加盟店最終利益30

    コンビニ会計(粗利分配方式)
    売上800
    原価▲560
    粗利240
    チャージ▲168
    加盟店収入72
    不良品▲140
    加盟店最終利益▲68

    この方が正確かと存じます。
    通常会計であれば粗利から営業費(不良品)を差し引いた後にチャージが発生するはずが、
    粗利分配方式においては営業費度外視で、販売が生じた物に対して先行してチャージをかけているので、
    基本的に本部視点だと、加盟店が発注をかければかける程に利益が生じる構図ですね。
    現状セブンイレブンでは公取委の指導も相まって、原価15%分の本部負担が入ってますので、若干加盟店の負担は軽減されていますね。

    by 出家信者 €2019年2月27日 1:46 AM

  • コンビニ会計システムで分け前から廃棄分引かれるは分かりますが

    普通の会計の仕方で分け前から廃棄分引かれるのはおかしいですよね
    (10個を700円で仕入れてるのですから)

    コンビニ会計システムで、分け前が増えるのは本部だけでしょう?その増えた分を負担しているのはオーナーでは?

    by sunapin €2019年2月28日 11:11 AM

  • コンビニ会計システムで分け前から廃棄分引かれるは分かりますが

    普通の会計の仕方で分け前から廃棄分引かれるのはおかしいですよね
    (10個を700円で仕入れてるのですから)

    コンビニ会計システムで、分け前が増えるのは本部だけでしょう?その増えた分を負担しているのはオーナーでは?

    by sunapin €2019年2月28日 11:13 AM

  • 利益のだしかたで、最初の会計(一般的な会計)の説明はちょっとおかしいと思います。

    >売上 800円(100円が8個売れた)
    >原価 700円(70円で10個仕入れた)
    >粗利益100円

    >【粗利益100円の分け前】
    >本部  70円
    >オーナー30円

    >オーナーは廃棄分を自分で負担しないといけないので、
    >分け前30円-廃棄140円(70円×2個)で、110円の赤字!

    >このように考えますよね?

    >でも違います。

    ロイヤリティそのもの算出方法はなく、私も含め皆さんがこの、原価 700円(700円=70円×10個)からさらに廃棄140円(70円×2個)の費用を計上し、
    合計12個のおにぎりを費用計上したことに疑問を持っているのだと思います。

    売上 800円(800円=100円×8個)から原価 700円(700円=70円×10個)を引いた粗利益100円からロイヤリティを差し引いた30円からさらに廃棄分140円を再度計上すると費用の二重計上になると思います。
    つまり、おにぎり10個の費用にさらに廃棄分2個で計12個(840円=70円×12個)の費用が計上されています。

    110円の赤字と仮定して計算すると、
    -110円=100円×8個-70円×10個-70円×2個-70円
    で、これを計算すると、
    -110円=100円×8個-70円×12個-70円
    で12個のおにぎりが費用計上さてています。
    10個しか仕入れていないのに12個の仕入れの費用を計上していることになります。

    30円の黒字と仮定して計算すると、
    30円=100円×8個-70円×10個-70円
    で10個のおにぎりが費用計上になります。
    従って、一般的な会計の説明の所では110円の赤字ではなくオーナー30円の利益になるはずです。

    一方、コンビニ会計の説明では原価計算として700円=70×8(売上)+70×2(廃棄)で仕入れたおにぎりの個数が合計10個となりますので、こちらは二重計上になっていません。
    -68円=100円×8個-70円×8個-70円×2個-168円
    で、これを計算すると、
    -68円=100円×8個-70円×10個-168円
    で10個のおにぎりが費用計上されいます。

    by さかた €2019年3月2日 11:49 AM

  • 皆さんが指摘している通り
    普通の計算だと
    原価70円
    100円で8個売れて2個廃棄なら
    売上800-原価700(販売70*8+廃棄70*2)=100円が利益
    そこから本部に70円行くのでオーナーの手元に残るのは30円になり黒字になります
    コンビニの会計の場合は廃棄分が原価にならないので赤字になるのはその通りです

    by コンビニ €2019年3月6日 3:14 AM

  • 上の方が指摘しているのは、実際に採用されているコンビニ会計(後の計算方法)ではなく、最初の計算式です
    最初の計算式では、売上800円、原価700円から粗利益100円が算出されています
    この時点で廃棄分2個を含めた計算が終わっているので、再度廃棄分として差し引く必要はない、ということだと思います

    by 通りすがり €2019年3月6日 11:30 AM

  • 他の商売をしていて驚きました。
    年収700万円“しか”稼げないのですね。

    投資とリスク考えてみると、小売業の中でも
    「骨折り損のくたびれ儲け」ですね。

    元コンビニ閉店オーナー3名を知っていますが、いずれも
    内容的にはえぐい内容でしたね。日販は多いけど利益の
    4割もロイヤリティとかアホすぎ。よくこんな条件で
    加盟したなと思う。

    かつてGMSまんでしたが、大型SC等の小売で売上歩率の場合でも
    クレカ手数料やなんやかんやの支払いはあるけど、こちらは売上の6-7%とかです。

    ちなみに自営業私の営んでいる通販のモールは6-10%で「売上に対して
    1割や1割弱なんて勘弁してよ」と思いつつも、利益40%に比べたら全然かわいいもんですね。

    そんなコンビニでも、一見儲かってそうなオーナーも居ます。
    某チェーンでは、僅か5年で3店舗や、3年で2店舗に増やしたオーナーもいて、
    商業的付き合いから話をしますが、いずれも20代後半と30代後半。
    「儲かった気でいるな感」は否めません。

    というのも儲かったから3店舗と言うより「最終手取り年収700万等
    (年収1,000万円ですね。)まで行くには、それぐらいしないと、
    自分が深夜に立ち続けて手取り年収200-400万円生活になる」という判断ですね。
    3店舗でその程度。だけどもリスクはそれだけ増えてもいる。

    彼等の乗ってる車がポルシェ?NOです。二人とも型落ちのワンボックスか
    もう一人は中古の古いコンパクトカーから、頑張って最近新車(といっても
    走行ゼロのディーラー未使用車の良いのが入ったと知人から紹介で)の軽自動車。
    ようやく夢の新車と喜んでいましたし、とても嬉しそうでした。
    これは「下手な見栄を張らない」とかではなく収入的にbetterな選択肢のようです。
    (ま、私も貧乏自営なので軽自動車ですけど)

    経営者が年収700万円(手取り500チョイ)では「儲かった気」でしかありません。
    無名自営業でもそれぐらい稼げないなら商売は辞めたほうが良い
    というのは経営する人ならわかる話です。

    安易に「儲かります」と赤文字で大きく書かれているので、
    読んでいて納得。SVさんなんですね。昔の私のGMSマンの頃を思い出しましたわ…。
    関西か。ワシも30代のオッサンになったが、昔は「テナントなんか俺らの看板が
    なければすぐ潰れるのに儲けやがって」と思ったもんですわ。

    個人経営の婦人服屋のオッサンオーナーに年収1,000万と聞いて「は?滅茶苦茶
    儲かってるやんけ」と思いましたが、そのオッサン曰く「アホう!そこから税金や
    なんやかんや引かれて手取り700万ぐらいやぞ?そこから創業時の借金も返済
    しとんねん。最終的に手元残るのは500万あらへんぞ?それで景気やら天候やら
    で客入りが左右すんねんぞ?じゃあお前やるか?ええぞ、借金ゴト店譲ったっても」
    といわれて要りませんと返しました。

    後に経営者になってそれらが恥ずかしいと思ったわけです。

    安易に「儲かります」というのは、私が一度商売で失敗した
    FCチェーンと同じです。(後にこの会社は「オーナー破綻続出」と
    社名も出されてテレビ報道され、倒産しました)
    SVさんとしたら、オーナーを増やしたい側の立場でしょう。
    理解も出来ます。しかし、貴方がリスクを取るわけでもないのに、
    誰かが「よっしゃ儲かるらしい」(というバカはどの道なにかで失敗するでしょうけど)
    と思えるような感じに安易に書かないで欲しいですね。

    by 自営業のオッサン €2019年4月10日 10:20 AM

  • ↑誰?w

    by (^^) €2019年6月12日 6:25 AM

  • 自営業のおっさん最高です!
    私こそまさしく20代からコンビニ経営して5年目で3店舗まで手を広げ、今現在地獄を味わっております…w
    貴方のコメントを見て考え方が変わりました!
    人生のヒントを頂きありがとうございます!
    本当に感謝します!

    by 現在コンビニ借金大王オーナー €2019年10月28日 12:05 AM

  • 奥さんと休みなく必死で働いて700万
    ポジショントークでもこれを「儲かってる」と表現するのは無理がある
    実際は文中にある通りそこから年金や保険料が消え、税金も消える
    しかもそれが「真ん中以上」の売上を持つオーナーの実態
    そこら辺の中小企業のサラリーマンより手取りは少ないし、下手すればバイト並み
    ブラック企業から脱サラして向かう先として本当に好条件ですか?

    ちなみにコンビニのOFCさんの年収は600〜700万ほどです

    by 算数ができる子 €2020年5月29日 8:56 AM

  • 眉唾
    時代が違うか、儲かってるケースをフォーカスした真実ではない感じ。
    そんなにもうかるならバンバン潰れている現状をどう説明するのか
    あと店員人手不足に全く言及してませんよね。 

    by 焼き畑 €2020年12月9日 12:57 AM

  • ローソンCN1契約オーナーです。
    合わせて月500時間入って月収が40万程度です。
    日販45、人件費77、廃棄30です。
    セブンやファミマと違って手当がないため地獄です。

    by nem €2021年7月21日 6:50 PM

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