2018/01/27
ページタイトルから見ても不動産に関しての情報なので、このページを開いていただいた方で「地番?」「公図?」という方は少ないと思います。
一部地域にはなりますが、今回はネットだけで住居表示から地番を調べる方法をご紹介します。
スポンサードリンク
住居表示から地番を調べる方法
ブルーマップ、高くて買うのがもったいないですよね。1件だけなら電話で問い合わせできますが、数が多くなるとどうしても法務局に行く必要が。そこでネットで完結できる方法です。
まず、一例として新大阪駅前のある地点を例に挙げていきます。
対象地点:大阪市淀川区西中島5丁目14-15
住居表示場所の地図をグーグルで調べる
拡大すると、このようになります。現在はレンタカー店舗のようです。
ネットで公図を参照する
今回は、大阪市のケースなので「マップナビ大阪(無料)」を使います。
地図上の「淀川区」をクリック
自動的に淀川区役所周辺の公図が表示されるので、上部の検索窓をクリック。
さらに「淀川区」、「西中島」、「5丁目」、「14番地」まで進む。
そうすると、最後の枝番「15」が出てきませんでしたので、一番近い枝番をクリック。ここでは「10」。
公図上の場所が表示されます。
いま表示されている矢印は「西中島5丁目14番10号」なので、最初にGoogleで調べた地図と比較して、該当箇所をクリック。
西中島5丁目14番15号の地番は「西中島5丁目14-9」でした。
スポンサードリンク
ネットで所有者情報を調べる
「登記情報提供サービス」にアクセスして、まずは会員登録。
最初の利用は、必要事項を入力してから会員番号が郵送されるまで1週間程度かかってしまいます。
あとは、地番がわかれば必要事項を入力。日本全国の情報を閲覧できます。
この利用料金は、「閲覧料」ですが、PDFファイルでパソコンにダウンロードできます。
しかし、正式な書面ではありませんので、公的な申請などには使えません。
パソコンで申請場所の地番を入力してから閲覧できるまでは、ほんの数秒。
ネットで公図閲覧が出来る関西の市区町村
私が関西で仕事をしているので、関西だけしか分かりませんが次の通りです。
大阪市全域、堺市、豊中市、吹田市、泉佐野市、富田林市、寝屋川市、高石市、大阪狭山市
残念ながら、東京23区のネット閲覧は実施されていませんでした。
以上、ネットで完結できる地番の調べ方でした。
私のような個人の不動産業者だけではなく、相続や引っ越しなどで地番が必要になるケースもありますので、参考になれば幸いです。
この記事、需要あるのかな?
スポンサードリンク