2018/01/27
私が2014年の宅建試験に合格した時のお話です。私は(見事?)初受験で合格できたのですが、何度受験しても不合格になっている方が多いとも聞いています。
確かに昼間に仕事をしながらの勉強は大変でしたが、宅建の知識がゼロの私でも初回で合格できた方法を共有します。
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宅建の勉強期間
宅建試験の勉強は8月の1週目からスタートしました。
申し込みが7月中なので、申し込み後すぐにテキスト選びを始めて、10月中旬の試験に向けた勉強スタート!
勉強期間はゼロから始めて3ヶ月でしたが、それでも何とか合格できました。
仕事をしながらの宅建勉強方法
スタートダッシュは頑張るけど、すぐに『今日は疲れたから止めた!』という自分の性格をよく分かっているので、とにかく1日30分は必ずテキストを開くというルールを決めました。
『30分勉強をする』のではなく、『とりあえず30分だけでもテキストを開く』だけです。
本当にテキストを開いているだけの日もありましたし、気が付けば1時間以上勉強している日もありました。
まずは習慣をつけたことが私には合ってたと思います。
テキスト選びと持ち運びのポイント
宅建のテキストは種類が本当に多くて、どれを選んで良いのかわかりません。
- イラストが多い(文字だけは×)
- 最初は広く浅くの内容が良い
- 1問1答形式(1ページに問題&回答がある)
以上の条件で探したところ、『らくらく宅建塾』というテキストを購入しましたが、結果としてはとても分かりやすく、おすすめできます。
私はこのらくらく宅建塾の『テキスト』を1冊、『問題集(過去問)』を2冊購入しています。
でも、このテキストは500ページくらいあって非常に分厚い!
通勤の電車でカバンに入れて持ち運びするにはちょっと厳しい。
そこでテキストを項目ごとに分割して軽くしました。
【民法約200P】【宅建業法約120P】【法令制限・その他分野約120P】の3つ。
見た目は悪いですが、カバーをかければ問題ありません。
重たいテキストだと『重たいから鞄に入れない』『1日分30分ルール守らない』という流れが予期されたので、これは本当によかった!
無料のネット講座をフル活用
私は有料の講座を一切受けていませんが、ネットで公開されている無料講座をフル活用しました。
テキストで覚えた箇所をネット講座で復習し、違う切り口のレクチャーがあればテキストに書き込むという方法。
電車の中でスマホを使うも良し、休日に自宅のPCを使うもよし。
これがなければ私はきっと合格できなかったと思います。
【おすすめネット講座&過去問集】
- 宅建みやざき塾(YouTube)…宅建界では有名な先生。項目ごとに5~20分で、200以上の動画がアップされています。塾生専用のテキストがあるようですが、市販のテキストを見ながらでも十分役に立ちます。受験生必見です。
- 岡野の合格無料ゼミ…スマホ対応済で、テスト形式になっています。3,000問以上の中からレベル、分野別に5問が出題され〇×で回答。正誤の解説もきっちりと記載されています。回答数が増えると『あなたのレベルは今これくらいですよ』と目安を教えてくれるのもモチベーションが上がります。
テキストもネット講座もたくさん種類がありますが、大事なのは同じ問題を何度も何度も解くこと。
これに尽きます!
色々と浮気せずに同じテキスト&サイトを繰り返しましょう。
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受験前後の注意点
受験前の9月中には4分野すべての勉強を終えたいところです。10月はひたすら復習期間。
その為には『いついつまでに宅建業法を終える』とスケジュールを決めることが大事ですが、8月に勉強したところは9月に入ると忘れてしまいます。正直、焦りますよね。
そんなときは先にご紹介したネット問題集をぜひ活用してください。
出題の方法も選べる(全分野から、民法のみ、など)ので、自分の苦手分野をカバーできるのもメリットです。
不安なのでネットで情報収集をしてしまいますが、『今年は合格ラインが高いらしい』『宅建主任者から宅建士に変わって云々』といった情報に惑わされないでください。
そんな時間はもったいないので、復習に時間を使いましょう。
そして受験後。
問題用紙は持ち帰り可能なので、必ず回答した番号を問題用紙に転記しておきましょう。
そして、翌日には予備校が速報を出しているので自己採点します。
ちなみに私は合格ボーダーラインぎりぎりでした。合格最低点32点のところ、多分33点。合格しても不合格でも、結果の点数は一切通知されません。
ボーダーギリギリの人は、12月上旬の発表まで気になると思いますが、今さらジタバタしても何も変わりません。ガセネタの宝庫なので〇ちゃんねるなどは絶対に見ないようにしましょう。凹みます。
スタートに出遅れた方へ
宅建試験は50問中35問正解で、ほぼ合格です。15問も間違えても合格できます。
宅建の講師の方でも満点は取れないそうです。
つまり満点狙いではなく、同じテキスト&問題集を繰り返し解いての基礎固めが大事だと実感しました。
9月スタートや10月スタートの方が35点を狙うには、点数配分の少ない分野を完全に捨てるしか無いです。
「民法」と「宅建業法」だけを何度も何度も繰り返しましょう。
「過去問なんて参考程度」という人もいますが、私はほとんど過去問しかやってません!
受験が初めての方も、2回目以上の方も、参考になれば幸いです。頑張ってください!!!
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