2017/02/17

日本でも有数の規模を誇る東京マラソンと大阪マラソンですが、倍率が高くてなかなか当たらない、という声をよく聞きます。
私も大阪マラソンに第1回から3回連続で外れましたが、過去の東京マラソンや大阪マラソンの当選倍率の推移が気になったので調べてみました。
スポンサードリンク
東京マラソンと大阪マラソン概要の違い
東京マラソン | 大阪マラソン | |
---|---|---|
初開催 | 2007年 | 2011年 |
例年開催月 | 2月 (2009年は3月) | 10月 (2017年以降は11月) |
距離 | ・フルマラソン ・10km | ・フルマラソン ・8.8km |
制限時間 | ・7時間(フル) ・100分(10km) | ・7時間(フル) ・110分(8.8km) |
最低参加費 (国内個人) | ・10,800円(フル) ・5,600円(10km) | ・12,340円(フル) ・6,940円(8.8km) |
大阪マラソンは参加費以外に別途事務手数料やチャリティ申込みが必要なので、東京マラソンと比べると少し高くなりますね。
東京マラソンと大阪マラソン倍率の推移比較
※国内個人フルマラソン一般エントリー
東京マラソンは申込人数と倍率が年々右肩上がりになっているのに対して、大阪マラソンの倍率は年々下がってきています。
東京マラソン 初年度倍率3.1倍 → 2017年12.2倍
大阪マラソン 初年度倍率5.5倍 → 2016年4.3倍
関西では同時期に神戸マラソンが開催されたり、時期的にまだ暑いので、申込みが分散したり減ったりする傾向にあるようです。
このままの推移だと、数年後には4倍を切りそうな勢い。
大阪マラソンも大きな規模ですが、直近の申込数や倍率を見ると、東京マラソンの規模がいかに大きいかよくわかります。
こんなの本当に抽選で当たるの?
スポンサードリンク
東京マラソンと大阪マラソンのコース・高低差比較
【東京マラソン】※2016年までのコース
スタート地点の都庁前からは一気に下り、その後はほとんどアップダウンはありません。
一方の【大阪マラソン】のコースはこちら。
20m級のアップダウンが3回もあります。
特に30km過ぎてからのアップは本当に苦しい!
両大会とも全般的には平坦なコースが多いですが、アップダウンの回数や高低差で見ると、大阪マラソンのほうが厳しいコースです。
東京マラソンと大阪マラソンの完走率
実は両大会とも、毎年96%前後の参加者が完走しています。
結構高くないですか?
ちなみに、42.195kmを7時間で完走するときの平均スピードは、1分間で約100mです。
1分間で0.1kmを420分(7時間)走ったり歩けば、42km完走できます!
参考値として、不動産屋の広告でよく見る【駅まで徒歩5分】の表示ですが、1分間で80mのスピードと決められています。
【駅まで徒歩◯分】のスピードよりも、ちょっとだけ早いペースが7時間以内の完走ペースです。
行けそうじゃないですか!?
なお、2015年の東京マラソン最高齢完走者は90歳の男性で6時間45分!
すごい!お疲れ様です!
スポンサードリンク
規模の大きなマラソン大会ランキング
東京マラソン、大阪マラソン意外にも規模の大きなマラソン大会がありますが、参考までに参加人数ランキングをご紹介します。
第1位:東京マラソン3.6万人
第2位:大阪マラソン3.2万人
第3位:那覇マラソン3.0万人
第4位:横浜マラソン2.4万人
第5位:湘南国際マラソン2.3万人
第6位:そうじゃ吉備路マラソン2.0万人
第7位:神戸マラソン1.9万人
第8位:板橋シティマラソン1.8万人
第9位:名古屋ウィメンズマラソン1.8万人
第10位:北海道マラソン1.8万人
全国で参加者が1万人以上のマラソン大会は、実に50か所以上で開催されています。
マラソンブームで東京マラソン、大阪マラソンの抽選倍率が高くなっていますが、今やプラチナ・チケットです。
当選した人は羨ましいですが、怪我のないように楽しんでくださいね。
秋や冬だと熱中症になる人は少ないかもしれませんが、2020年の東京オリンピックは8月のマラソン!
歴代オリンピック開催地の気温比較 東京五輪の猛暑は一番の暑さにも書きましたが、本当に大丈夫なのかな?
スポンサードリンク