2017/02/17

上の画像を見ただけで当時をフラッシュバックする人も多いはずです。
文字で伝えるのは難しいですが、「バン・バン・バン・バン パパパパ~ン チャリラリラ~ン」のあのメロディです。
私と同い年くらいの人なら誰でも知っていると思っていましたが、半分以上の人が知らない様子なので、どうやらゴールデンハーベストの認知度はかなり低いんですね。
でもそんなことには構わず、誰も話し相手になってくれないので、今日はゴールデンハーベストやジャッキー・チェンについて、独り言のように語る記事にします。
共感してくれる人いるかな。。。
スポンサードリンク
ゴールデンハーベスト社とは
「ゴールデンハーベスト」と検索すると、なぜかセンチュリー21が出てきたのですが、茨城県にそのような不動産会社があるようです。
今回は不動産の話ではなく、香港映画の配給会社についての話。
【ゴールデンハーベスト(嘉禾電影有限公司)】
イギリス統治下の香港で、映画制作会社に勤めていた「レイモンド・チョウ(鄒文懐/Raymond Chow)」らが独立して設立した映画制作会社。
ブルース・リーやジャッキーチェン、ホイ3兄弟などを育て上げ、その他にもサモ・ハン・キンポーやユン・ピョウらのスターを輩出。
現在はオレンジスカイ・エンターテインメントグループ(橙天娯楽集団)の傘下に入り、オレンジスカイ・ゴールデン・ハーベスト・エンターテインメント・グループという社名に変わっています。
ゴールデンハーベストに関係の深い人物
レイモンド・チョウ
1927年生まれで、この記事を書いている時点で88歳。
オレンジスカイ・ゴールデン・ハーベスト・エンターテインメント・グループの代表を現役で務めています。
今は取り壊されてしまいましたが、在りし日のゴールデンハーベストスタジオ。
ブルース・リー(李小龍、Bruce Lee)
誰もが名前を知っているアクションスターですが、1973年に32歳の若さで他界。
「燃えよドラゴン」で世界中に名前が知れ渡りましたが、その時は既に亡くなっていました。
ゴールデンハーベストはブルース・リーで興行的に成功したから、後に続くジャッキーチェンなどが世に出たんですね。
ジャッキーチェン(成龍、Jackie Chan)
ブルース・リーとは違い、本格的なカンフーとコミカルさを併せたところが子供心に楽しめました。
トップスターになる前は、ブルース・リーの映画でエキストラやスタントマンを務めたんですって。
何度か引退説も流れましたが、60歳を超えた今でもバリバリの現役。
怪我せず続けて欲しいですね。
マイケル・ホイ(許冠文、Michael Hui)
「ホイ3兄弟」としてMr.Booシリーズで活躍した、長男。
他には「リッキー・ホイ」「サミュエル・ホイ」の弟がいます。
実はブルース・リーと同窓生。
小学生の時に何度もビデオを見て大笑いしました。
懐かしいなぁ。また見たいなぁ。
マイケル・ホイは70歳を超えても俳優として現役ですが、弟のリッキー・ホイは2011年に65歳で亡くなっています。
サモ・ハン・キンポー(洪金寶、Sammo Hung)
尊敬するブルースリーへのオマージュとして作った「燃えよデブゴン」が大ヒット。
「動けるデブ」という斬新さが子どもには新鮮でした。
五福星や大福星などの「福星シリーズ」はジャッキー・チェンではなく、サモ・ハン・キンポーの主演・監督作品です。
数年前には日本で烏龍茶のCMに出ていましたね。
ユン・ピョウ(元 彪、Yuen Biao)
- サモ・ハン・キンポー 1952年生まれ
- ジャッキー・チェン 1954年生まれ
- ユン・ピョウ 1957年生まれ
この3人の中ではユン・ピョウが一番年下ですが、もう3人共60歳前後のおじさんです。
みんな年食ってるけど、いい顔してますね。
香港映画(ジャッキー・チェンの映画)の名脇役
「この人、また出てるよ」というくらいのヘビーローテションが特徴のジャッキー映画。
個人的に印象に残っている人たちの画像を貼り付けていきます。
【ユエン・シャオティエン(1912年-1980年 68歳で他界)】
酔拳に出ていた鼻の赤いおっちゃん「蘇化子」。
小学校でよく真似したなぁ。
【 ウォン・チェン・リー(1944年生まれ)】
同じく酔拳で殺し屋役「鉄心」で出ていました。
ジャッキー・チェンが最初はボコボコにされた相手です。
憎らしい表情が上手でしたね。もう70歳を超えています。
【ディック・ウェイ(1953年生まれ)】
プロジェクトAで敵のボス役を演じていました。
悪い顔だな。。。
【トン・ピョウ(1933年-2006年 72歳で他界)】
ジャッキー・チェンの上司役で色んな映画に出ていました。
基本的に「いい人」の役柄での出演が多かったですが、もうお亡くなりになられています。
【チョー・ユン(1934年生まれ)】
ポリス・ストーリーの敵ボス役。
この百貨店のシーンで最後にボコボコにやられる人です。
【ベニー・ユキーデ(1952年生まれ)】
スパルタンXで敵の用心棒役。
ほんとに動きがキレッキレでしたが、本職はキックボクシングの選手らしいです。
そら強いわ。
スポンサードリンク
【リチャード・ウン(1939年生まれ)】
福星シリーズやスパルタンXに出ています。
基本的に変人役が多いのですが、70代後半の現在も第一線の俳優としてご活躍です。
【ユン・ワー(1950年生まれ)】
サイクロンZの敵ボス。
いつも葉巻を吸って、人を小馬鹿にしたような動きをする人。
ジャッキー映画以外でも悪役が多く、敵キャラが板についています。
【ロン・スムーレンバーグ】
「WHO AM I?」のラストシーン、屋上の足技が気持ち悪いくらい凄かったですね。
息を呑む戦闘シーンなのに、腕時計を外したりネクタイ外したりと、コミカルさもジャッキー映画の醍醐味です。
相方のこの人(クァン・ヤン)も忘れてはいけません。
自分自身で思い出しながらこの記事を書きましたが、強い印象に残ってるのは味方やヒロインではなく、意外にも敵のボスキャラでした。
みんないい味出してますよね。
小学生の頃に見た酔拳の「鉄心」や笑拳の「鉄の爪」なんて、本当に悪いやつだと思ってましたから。
ゴールデンハーベストのこの記事、個人的にはたくさん読んでもらってアラフォーのおじさん達に共感して欲しいな~!
僕と年が近い人だと、カルチャー・クラブのボーイ・ジョージ 肥満期と現在のギャップ!という記事も楽しめると思いますよ!
スポンサードリンク