2018/01/27
早めにゴールデンウィークの予定を立てたいと考えていたところ、思い切って海外に行ってみるか?という考えがふつふつと湧いてきました。10年近く海外旅行に行ってないからパスポートも有効期限切れてるけど。
それでも南国にでも行きたい!オープンカーに乗ってリゾートの風を受けながら走れたら最高だろうなー!!という妄想にふけっていましたが・・ん?待てよ。パスポートもそうだけど、海外で運転するには国際免許証が必要だよな。
はてさて、どうやって取ればいんだろ?なんだか国際って名前が付いているくらいだから難しそうだよな。それに英語出来ないし・・ひょっとしたら英会話のテストとかもあるかもしれない!
いくら勝手に想像していても仕方がないので、さっそく調べてみることに。むむ!何やら交通条約なるものが出てきたぞ。どうやらややこしそうだ。。。
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国際免許はどこの国でも運転できるわけではない
どうやら国際免許ってどこの国でも運転できるものではないらしい。。ジュネーブ条約とかウィーン条約という聞いたこともない条約が出てくる。
なるほど、ジュネーブ(交通)条約かウィーン(交通)条約なるものを結んでいる国でしか国際免許証では運転できないようだ。ウィーン交通条約はジュネーブ交通条約をバージョンアップさせたもので・・。
あれ?日本はウィーン条約結んでないじゃん。。
ということは日本はジュネーブ交通条約しか結んでいないので、ウィーン交通条約だけしか結んでいない国では運転出来ないらしい。
じゃあ、早い話がどこの国なら運転できるんだ?
ジュネーブ条約を結んでいる国
主にアメリカ、カナダ、ロシア、オーストラリア、イギリス、フランス、イタリア、韓国、タイなどだ。
海外旅行で思い浮かぶ国はとりあえずほとんど入っているようで安心。50か国以上が加盟しているようなので、とりあえず問題ないだろう。
ただドイツはウィーン条約しか結んでいないが、日本と直接的な取り決めがあるためドイツでの運転は可能のようだ。
本当にややこしい。。
他にウィーン条約しか結んでいない国は主に東欧諸国に多い感じかな。
あと、近場の外国では中国がジュネーブ条約に加入していない。
中国は「(道路交通に関する)ジュネーブ条約」に加盟していないため、国際運転免許証で国内を運転することは認められておりません。中国で運転する場合は、日本の有効な運転免許証に基づいて中国の運転免許証を取得する必要があります。
なお、一般的に中国に滞在される邦人の中でご自身が運転なさる方は非常に少なく、事故処理等も日本とは大きく異なることから、ご自身で運転なさる方は中国での駐在経験が豊富で中国語も堪能であることが望まれます。それ以外の方の運転はお勧めできません。(在中国日本大使館HPより)
とてもややこしそうだ。大使館がオススメしないくらいだから、中国での運転はやめておこう。。。
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国際免許の取り方
ともかく国際免許証の取り方を調べてみよう。ふむふむ、さほど難しいことはないらしい。
英語力もまったく必要ない。まぁそうだろう。海外といっても英語だけを使っている訳ではないよな。。
【国際免許を日本で取る方法】
- 各道府県の免許センターで、国外運転免許証甲府申請書を記入
- 5cm×4cmサイズの顔写真とパスポートと日本の運転免許証を持って行く
- 取得費用は2,650円
- 有効期限は・・最長1年(渡航先によって違い、最短10日)
- 即日発行。書類不備がなければ5分でOK!(キャッシングの宣伝みたいだ)
しかし、そもそも国際免許証だけでは効力は無いようだ。国際免許証といっても翻訳証明書に過ぎず、日本で取得した免許証の携帯が必要だ。
ちなみにハワイやグアム、サイパンなどは日本の免許だけで運転できる。
逆にウィーン条約しか結んでなく、日本と直接の2国間取り決めもない場合は運転できない。諦めよう。
主な国としてはブラジル、クロアチア、アゼルバイジャン、イラクか。多分行くことは無いだろう。
・・とただの南の国でオープンカーで風を感じたいという妄想から、国際免許を調べたので記事にしてみました。
みなさんも妄想ではなく、外国で運転したいと思ったら、参考にしてください。
ちなみに左車線や左ハンドルはゆっくり運転し始めれば、2,3日ですぐに慣れるようです。それでは外国に限らず、日本でも安全運転で、事故のないドライブをみんなで楽しみましょう!!
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