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日本の国宝五城・重要文化財七城の一覧

time 2016/04/19

日本の国宝五城・重要文化財七城の一覧

日本にはお城って何カ所くらいあるかご存知ですか?

石垣だけが残っているものや、完全に無くなってしまったものを含めて、全部で1,000カ所以上も存在しました。東京都だけを見ても、”江戸城(今の皇居)”や”練馬城(今のとしまえん)”、”八王子城”など、30カ所以上もあったんですよ。

残念ながら今でも天守が残っているお城は随分と減ってしまいましたが、そんな中でも大半が一度は消失してしまい、あとから建てられた【鉄筋コンクリート】のお城(大阪城も実は鉄筋造り)も多いのです。

そんな中で、江戸時代以前から修復を繰り返して現在も建っているお城は『現存天守』といい、全部で12あります。

現存天守は国宝指定の天守5城、重要文化財指定の天守7城がありますが、築城された年は大きく違います。

天守

一見すると宇和島城が最古の天守のように見えますが、戦火で焼けてしまったりしており、『築城=最古』というわけでもありません。一節には丸山城(1576年築城)が最古の天守と言われていますが、昭和23年の福井地震で倒壊して修復されたものであり、はっきりとしません。

このはっきりとしないあやふやな感じがまたいいのですが。

しかし、1600年代に築城された比較的新しい天守の方が、やはり残っている数は多いですね。

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国宝五城と重文七城

国宝:松本城(長野県松本市)

築城:1504年(永正元年)

築城主:小笠原貞朝、石川数正・石川康長父子

国宝指定:1930年(昭和5年)

堂々とした黒い容姿から地元では『烏城(からす城)』と呼ばれて人気のあるお城。

しかし、明治時代には政府の資金難から競売にかけられたり、天守が傾いたりして存続の危機に遭いましたが、地元の有志によって支えられました。

外観の格好良さはピカイチで、痺れます!

松本城公式サイト

松本城

国宝:犬山城(愛知県犬山市)

築城:1469年(文明元年)

築城主:織田広近(織田信長の叔父)

国宝指定:1930年(昭和5年)

下の地図からもわかるように、川沿いに面した高さ80メートル以上の崖に建っており、難攻不落のお城として有名でした。

また、平成16年までは実は日本で唯一の個人所有のお城だったんです。”成瀬家”という地元の藩主のご子孫でしたが、今は財団法人所有となっています。固定資産税がいくらなのか聞いてみたいです。。

犬山城公式サイト

犬山城

国宝:彦根城(滋賀県彦根市)

築城:1622年(元和8年)

築城主:井伊氏

国宝指定:1952年(昭和27年)

こちらのお城も破壊・売却の憂き目に遭いそうでしたが、明治天皇が巡幸の際に城を見て保存の命令を出したため、難を逃れたお城。いい仕事をされました!

いいお城ですが、世界遺産暫定リストには登録されたものの、20年以上も推薦が見送られています。ぜひ世界遺産にして欲しいくらいの格好いいお城です!

彦根城公式サイト

彦根城

国宝:姫路城(兵庫県姫路市)

築城:1346年(南朝:正平元年、北朝:貞和2年)

築城主:赤松貞範

国宝指定:1931年(昭和6年)

世界文化遺産登録:1993年(平成5年)

ご存知の通り、日本で唯一の世界遺産のお城です。

太平洋戦争で天守の最上階に焼夷弾が落とされたのですが、不発弾であったために今に至っています。戦時中の不発弾は、一説には20%前後もあったそうですが、それにしても無事でよかった!

姫路城公式サイト

姫路城

国宝:松江城(島根県松江市)

築城:1611年(慶長16年)

築城主:堀尾忠氏

国宝指定:2015年(平成27年)※重要文化財から国宝へ昇格

最近まで重要文化財でしたが、ようやく国宝に昇格されました!現存天守は全部国宝にしたらいいのに。

ちなみに、“国宝が何も無い県”は徳島県と宮崎県の2県だけ。ちょっと気の毒な感じもしますが、それだけ審議会の基準が厳しいということでしょうか。

松江城公式サイト

松江城

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重文:弘前城(青森県弘前市)

築城:1611年(慶長16年)

築城主:津軽為信

重文指定:1937年(昭和12年)

お城は桜の名所が多いですが、弘前城は特に”ひろさき桜まつり”で有名。ぜひ一度は見たいのですが、バーベキューは無理みたいです。残念。

弘前城公式サイト

弘前城

重文:丸岡城(福井県坂井市)

築城:1576年(天正4年)

築城主:柴田勝豊

重文指定:1950年(昭和25年)

現在は廃藩置県の廃城により、天守だけが残っているこじんまりとしたお城です。お掘も全て埋め立てられてしまっています。下の地図からもわかるとおり、天守から数十メートルのところに民家が建っているのですが、ちょっとうらやましい!

丸岡城公式サイト

丸岡城

重文:備中松山城(岡山県高梁市)

築城:1240年(天正4年)

築城主:秋庭三郎重信

重文指定:1941年(昭和16年)

かなり山深いところに建っているので不便そうですが、その立地から条件が合えば雲海が見られるチャンスがあります!

国宝のお城と雲海。最高のコラボじゃないっすか!

※伊予の松山城(愛媛県松山市)と区別するため、一般には”備中(びっちゅう)松山城”と言います。

備中松山城

重文:丸亀城(香川県丸亀市)

築城:1660年

築城主:奈良元安

重文指定:1943年(昭和18年)

丸亀城と言えば、石垣に独特の反りを持たせた「扇の勾配」が有名。三の丸の石垣は一番高い部分で22メートルもあります。石垣マニアは必見の反り具合!

丸亀城公式サイト

丸亀城

重文:松山城(愛媛県松山市)

築城:1602年(慶長7年)

築城主:加藤嘉昭

重文指定:1950年(昭和25年)

門や櫓など、建造物が22個もあり、日本有数。天守だけでなく、場内にたくさんの見どころ建造物があるので、お城好きは一日中楽しめるスポット!

松山城公式サイト

伊予松山城

重文:宇和島城(愛媛県宇和島市)

築城:941年(天慶4年)

築城主:橘 遠保(たちばなの とおやす)

重文指定:1934年(昭和9年)

築城で有名な藤堂高虎が後の城主となり、敵に攻められにくい工夫が施されています。

その一つが石垣を高く積み上げる方法で、築城当時からは、かなり嵩上げ(今でいうリフォーム?)されています。

宇和島城公式サイト

宇和島城

重文:高知城(高知県高知市)

築城:1603年(慶長3年)

築城主:山内一豊

重文指定:1950年(昭和25年)

東側の入口から入ると本丸につながっていない造りになっているなど、敵が攻めにくい実践を重視したお城となっています。

高知城公式サイト

高知城

追記:熊本城

1400年代に築城(現在の天守は1960年に再現された鉄筋造り)された熊本城ですが、2016年の地震により大きく損壊してしまいました。

復旧には何十年もかかると言われていますが、早く元通りの姿が見れることを願っています。

熊本城1

熊本城

国宝と重要文化財の違い

どちらも”大事な物”のイメージがありますが、何が違うのでしょうか?

国宝とは”重要文化財の一種”なんです。別物ではありません。

ただし、重要文化財のうち「世界的に見ても価値の高いもので、国民の宝である」と国(文部科学大臣)が認定したものを【国宝】としています。

では、国宝と重要文化財では補助金の額に差があるのでしょうか?

一例ですが下記をご覧ください。

平成28年度の文化財補助金交付額

姫路城(国宝) 525万円
高知城(重文)5,723万円

このように、その時々で補修や土地の取得など、「国宝だから補助金が特に手厚い」ということでは無いようですね。

地震で被災してしまった熊本城には、大きな予算が割り振られるのではないでしょうか。


お城に関することをご紹介してきましたが、以前に『話したくなる日本の城』という雑誌を購入しました。

国宝・重要文化財に限らず、城のウンチク満載で面白かったですよ!

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