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歴代東京都知事と在任期間の一覧  最長・最短はあの知事だった!

time 2016/06/15

歴代東京都知事と在任期間の一覧  最長・最短はあの知事だった!

東京は以前は「江戸」とか「東京府」、「東京市」という時期がありましたが、現在の「東京都」になったのは1943年(昭和18年)です。

また、その当時は東京都のトップは選挙で選ばれる「知事」ではなく、「長官」といって官選(国が決めていた)だったんです。

 

そして現在の知事のように民選(都民による選挙)で選ばれるようになったのは、1947年(昭和22年)からです。

2016年時点で、民選による都知事は、実はまだ10人に満たないって、知ってましたか?

都知事の平均在任日数は約3,100日

 

一方で、日本の歴代総理大臣在任期間ランキングを見ていただけるとわかりますが、総理大臣は平均して約620日しかないんです。

東京都は年間予算が約13兆円、職員数約16万人で小国の国家予算規模に匹敵しており、都知事の権限はそれほどに絶大。

ここでは民選によって選ばれた歴代東京都知事8名の名前と在任期間、功績・実績についてご紹介していきます。

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歴代東京都知事 在任期間ランキング

知事名就任日辞任日在籍日数
第1位: 鈴木俊一1979年4月23日1995年4月22日5,843日
第2位: 石原慎太郎1999年4月23日2012年10月31日4,940日
第3位:美濃部亮吉1967年4月23日1979年4月22日4,382日
第4位: 安井誠一郎1947年5月3日1959年4月18日4,368日
第5位: 東龍太郎1959年4月23日1967年4月22日2,921日
第6位: 青島幸男1995年4月23日1999年4月22日1,460日
第7位: 舛添要一2014年2月11日2016年6月21日861日
第8位: 猪瀬直樹2012年12月16日2013年12月24日373日

最長の鈴木俊一氏は5,843日4期16年なので、とても長期政権でしたね。

同じく4期務めたのは石原慎太郎氏ですが、4期目の途中で辞任しています。

 

一方で、直近2代の猪瀬・舛添両知事はいずれも1期目の途中で不祥事辞任

最も短命な都知事は猪瀬直樹氏の373日!在職期間の短い知事が2代も続いてしまいました。

次はちゃんとした都知事が当選しますように!

 

なお、全国の知事で歴代最長の在任期間は、石川県知事だった「中西陽一」氏。

その期間は何と8期31年!

1963年(昭和38年)4月23日から1994年(平成6年)2月2日までの11,264日も、知事を務めました。

 

実は知事の多選制限は無いんです。

長すぎる気もしますが、立派な政治家だったら長期で務めてくれても全然文句無いですよ!

安井 誠一郎(やすい せいいちろう)

安井誠一郎

◆第一期:1947年(昭和22年)5月3日~
◆第二期:1951年(昭和26年)5月3日~
◆第三期:1955年(昭和30年)4月27日~

◆出身校:東京帝国大学

◆都知事就任時の年齢:56歳

◆主な政策:

・老人の医療費無料化
・公害防止条例の制定

1891年生まれの官僚で、東京都の最後の長官を歴任後、そのまま初代の都知事に選ばれました。

都知事退任後の1960年、衆議院議員に当選したものの任期中の1962年に70歳で亡くなりました。

 

東大卒で、官僚、都知事、国会議員。エリートコースど真ん中の人だったんです。

今も昔も、そのあたりは変わらないんですね。

東 龍太郎(あずま りょうたろう)

東龍太郎

◆第一期:1959年(昭和34年)4月22日~
◆第二期:1963年(昭和38年)4月22日~
◆出身校:東京帝国大学

◆都知事就任時の年齢:63歳

1893年(明治26年)生まれで、医者や東大教授、茨城大学総長を歴任したスーパーエリート

東邦大学総長を経て、1983年に90歳で亡くなっています。

東知事の在職中、副知事だった鈴木俊一氏が、後に東京都知事に就任しました。

 

当時は鈴木副知事の手腕が高く、東知事の実績も「鈴木副知事の手柄だ」と言われたいたんですって。

悔しかっただろうな。。。

美濃部亮吉(みのべ りょうきち)

美濃部亮吉

◆第一期:1967年(昭和42年)4月23日~
◆第二期:1971年(昭和46年)4月23日~
◆第三期:1975年(昭和50年)4月23日~
◆出身校:東京帝国大学

◆都知事就任時の年齢:63歳

1904年(明治37年)東京生まれで、知事になる前は大学教授、経済学者、官僚を歴任。

都知事引退後の1980年(昭和55年)、衆議院議員に当選し、1984年(昭和59年)に80歳で亡くなりました。

 

二期目の選挙では361万票を集めて、当時史上最高の得票数を集める人気ぶり。

三期目の選挙では、後に都知事になる石原慎太郎候補を破って再選していますが、任期中に赤字が莫大に膨らんだことから、現在の都政の赤字の原因とも言われています。

鈴木 俊一(すずき しゅんいち)

鈴木俊一知事

◆第一期:1979年(昭和54年)4月23日~
◆第二期:1983年(昭和58年)4月23日~
◆第三期:1987年(昭和62年)4月23日~
◆第四期:1991年(平成3年)4月23日~
◆出身校:東京帝国大学

◆都知事就任時の年齢:69歳

◆主な政策:

・都の財政健全化(就任時の赤字1,000億円)
・前都道府県初の住宅基本条例制定

1910年(明治43年)山形県生まれで、東京都副知事、内閣官房副長官、大阪万博事務総長を歴任。

1964年の副知事時代、東京オリンピックの開催計画の中心を担ったことから、手腕を高く評価されていました。

また、当時は東京駅前にあった都の庁舎を、現在の新宿にある庁舎への移転計画を指揮するなど、拡大均衡の知事でもありました。

 

ちなみに、ここまでの歴代知事は全員東大卒

旧東京都庁

2010年(平成20年)、99歳で亡くなっています。

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青島 幸男(あおしま ゆきお)

青島幸男知事

◆第一期:1995年(平成7年)4月23日~

◆出身校:早稲田大学

◆都知事就任時の年齢:63歳

◆主な政策:

・「世界都市博覧会」の中止が選挙公約で実現

テレビタレントのイメージ、特に「いじわるばあさん」の印象が強いですが、都知事になる前は放送作家、テレビ司会者、参議院議員を歴任しています。

タレント政治家のパイオニア的な存在でしたが、知事時代は野党が多数を占める議会との折り合いが悪く、独自のカラーを出せないままに1期で知事を引退しました。

いじわるばあさん

新宿駅の路上生活者を強制排除したのも、青島都知事時代でした。
新宿駅路上生活者強制排除

都知事引退後は参院選挙に出馬するも落選し、2006年(平成18年)に74歳で亡くなりました。

石原慎太郎(いしはら しんたろう)

◆第一期:1999年(平成11年)4月23日~
◆第二期:2003年(平成15年)4月23日~
◆第三期:2007年(平成19年)4月23日~
◆第四期:2011年(平成23年)4月23日~

◆出身校:一橋大学

◆都知事就任時の年齢:67歳

◆主な政策:

・大手銀行への外形標準課税(大企業は赤字でも税金を払え、という制度)
・ディーゼル車への排ガス規制導入

大学在学中にデビュー作「太陽の季節」で芥川賞を受賞し、その後1968年(昭和43年)に参議院、1972年に衆議院議員に当選。

1975年(昭和50年)には、三期目を狙う美濃部亮吉知事に対抗する形で東京都知事選挙に立候補するも落選。

落選後は衆議院議員に復帰し、自民党総裁選に立候補するなどの活動をしましたが、またも落選。

 

そして、1999年(平成11年)に知事選に立候補して初当選、以降4期を務めました

初当選時の対抗候補には、後に都知事となり、何かと話題を振りまいた舛添要一さんもいたんですね。

歯に衣着せぬ発言が多いことからアンチも多いですが、都の財政改善のため会計方式を調べるなど、非常に勉強家の一面もあります。

国政への復帰を目指し、四期目の任期途中で辞職しました。

石原都知事時代の副知事

東京都の副知事は定員4人ですが、常に4人というわけではありません。

ちなみに、規定で月給は120万9000円です。

副知事就任前は都の職員の方がほとんどですが、天下り率がハンパない!

 

◆青山やすし(1999年~2003年)

前職:東京都政策報道室理事
後職:明治大学大学院教授

◆浜渦武生(2000年~2005年)

前職:石原慎太郎秘書
後職:東京都参与

◆竹花豊(2003年~2005年)

前職:広島県警察本部長
後職:都教育委員

◆大塚敏郎(2004年~2007年)

前職:東京都出納長、東京都主税局長
後職:新銀行東京役員

別名「石原銀行」と揶揄された銀行です。

◆横山洋吉(2005年~2007年)

前職:東京都教育委員会教育長
後職:東京信用保証協会理事長

◆関谷保夫(2005年~2007年)

前職:東京都産業労働局長
後職:東京地下鉄副社長

◆谷川健次(2007年~2009年)

前職:東京都財務局長
後職:東京臨海ホールディングス社長
(東京都が出資している企業)

「ゆりかもめ」とか「東京ビッグサイト」の親会社に天下ってます。

◆山口和久(2007年~2009年)

前職:東京都知事本局 局長
後職:東京都福祉保険財団理事長

◆菅原秀夫(2007年~2010年)

前職:東京都主税局長
後職:首都高速道路社長

◆猪瀬直樹(2007年~2012年)

前職:作家
後職:東京都知事(歴代最高投票数で当選)

副知事は5年でしたが、知事は1年と短命でした。

◆佐藤広(2009年~2012年)

前職:東京都産業労働局長
後職:東京信用保証協会理事長

◆村山寛司(2010年~2012年)

前職:東京都財務局長
後職:東京地下鉄副社長

◆秋山俊行(2012年~2016年)

前職:東京都知事本局長

 

都の不祥事が発生するたびに、当時の副知事は誰だ?という話になるようですが、この天下り率を見ると「クリーンではない」ような気がしませんか?

猪瀬 直樹(いのせ なおき)

猪瀬直樹知事

◆第一期:2012年(平成24年)12月18日~

◆出身校:信州大学

◆都知事就任時の年齢:66歳

大学卒業後は出版社、清掃会社などのサラリーマンを経て、作家に転身。

小泉内閣時代には道路公団民営化の委員に就任し、石原都知事時代には副知事、後継指名を得て、433万票の歴代最多得票で都知事に就任しました。
(都知事選挙歴代得票数ベスト15位はこちらのページ)

 

その後は不透明な借入金問題が表面化し、任期1年余りで辞職することになりました。

功績としては、2020年東京オリンピックの招致成功ですね!
オリンピック

舛添要一(ますぞえ よういち)

舛添要一知事

◆第一期:2014年(平成26年)2月11日~

◆出身校:東京大学

◆都知事就任時の年齢:66歳

大学卒業後、フランスの大学で研究員を務め、東大助教授に就任。

参議院議員を経て、猪瀬知事辞職に伴う選挙で2回めの出馬(1回目は1999年 石原慎太郎に敗れた)で当選。

 

現在は公費の流用で炎上中しましたが、6月21日付けで辞任しました。

次の都知事が選挙で選ばれるまでの間は知事が空席となりますので、副知事が職務代理を務める規定になっています。

辞職発表時点での東京都副知事は3名(定数4名)おり、「安藤立美氏」、「秋山俊行氏」、「前田信弘氏」のいずれかが知事の代行すると見られています。

※追記 舛添氏退任後は安藤副知事が知事の職務代行を執っています。

 

ちなみに初当選時の2014年都知事選では、立候補者が16名と乱立。

著名な候補者としては、次の方々がおられました。

  • 細川護熙(元総理大臣)
  • 田母神俊雄(元航空幕僚長)
  • ドクター中松(いわずもがな)
  • マック赤坂(こちらも同じ)
  • 家入一真(実業家)

個性的なメンバーでの選挙戦でしたね。

小池百合子(こいけ ゆりこ)

小池百合子

◆第一期:2016年(平成28年)8月1日~

◆出身校:カイロ大学

◆都知事就任時の年齢:64歳

キャスターや大臣の要職を歴任して、初の女性都知事に就任。

任期途中で辞めた人が続いたので、しっかりとクリーンな政治をして欲しいです。

都知事の就任年齢ランキング

歴代都知事の就任時年齢をランキング形式でご紹介しています。

順位知事名就任年齢退任年齢
第1位鈴木俊一68歳5ヶ月84歳5ヶ月
第2位石原慎太郎66歳6ヶ月80歳1ヶ月
第3位東龍太郎66歳3ヶ月74歳3ヶ月
第4位猪瀬直樹66歳0ヶ月29日67歳1ヶ月
第5位舛添要一66歳0ヶ月14日68歳4ヶ月
第6位小池百合子64歳0ヶ月
第7位美濃部亮吉63歳2ヶ月75歳2ヶ月
第8位青島幸男62歳9ヶ月66歳9ヶ月
第9位安井誠一郎56歳2ヶ月68歳1ヶ月

意外なことに、都知事就任時点では安井知事以外の全員が60歳代

石原慎太郎・元知事も退任時は80歳を超えていましたが、就任時点では66歳だったんですね。

都知事の年収と退職金

時代によって物価が違いますので歴代知事で比較することはできませんが、2016年時点の給与水準で記載します。

年収 :約2,200万円

退職金:約4,000万円!(1期4年務めた場合)

 

都知事は1期が4年なので、2,200万円×4年で給料が約8,800万円。退職金が4,000万円。

つまり、都知事を1期務めると1億2千万円が支払われます。

もちろんここから税金が控除されるので満額手取りになるわけではありませんが、すごいですよね。

※任期途中で辞任する舛添知事の退職金は、約2,200万円で確定しました。夏のボーナス約380万円も支払いが確定しています。

 

こんなに給料高いのに、なんでお金の不祥事が起こるんでしょうね?公費で家族旅行とか、あり得ないんだけど。。。

都知事の立候補資格(被選挙権)と供託金

各都道府県の知事になるには、次の要件を満たさないといけません。

  • 日本国民であること
  • 年齢が満30歳以上であること

この2つは私もクリアしています。

そして居住地ですが、例えば東京都知事が神奈川県に住んでいてもOKとされています。

優秀な人材を広く募るという趣旨です。

 

次に、選挙に出馬するためには選挙管理委員会に「供託金」を預けないといけません

都道府県知事の場合、供託金は300万円ですが、有効投票総数の10分の1を獲得しないと、供託金は没収されてその自治体のものになります。

舛添知事が当選した2014年の都知事選挙は16人が立候補し、このうちマック赤坂氏、ドクター中松氏など16人中12人が得票総数の10%に満たなかったため、供託金を没収されています。

 

300万円を失う覚悟がないと立候補させないぞ」という意味らしいです。高いような安いような。。。


 

身近な税金の使いみちを知っていますか?のページにも書きましたが、私達の大切な税金なので、正しく使って欲しいですね。

ちなみに舛添知事が当選した2014年の都知事選挙は、約46億円もの経費がかかっていたんです!46億円!

 

「都知事の権力は他府県の知事と比べものにならないくらい絶大」、と大阪府の橋下知事が言っていましたが、ここ最近は不祥事で辞任に追い込まれる知事が2代続いています。

 

なかなか難しいですが、しっかりとした政治を引っ張ってくれるリーダーが出てくることを期待しています!

余談ですが、都知事選挙といえばドクター中松氏とマック赤坂氏。何回選挙に出たか知ってますか?【都知事選挙立候補回数ランキング】のページに載せていますが、もっとたくさん出馬している人がいるんです。

 

あなたの投票が、選挙でよくある「無効票」にならないために、思わず笑っちゃう 選挙結果を左右した無効票の例をよく読んで、注意して投票に行きましょうね!

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