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独立したいけど失敗したくない?僕の起業失敗談を教えよう

time 2016/05/20

独立したいけど失敗したくない?僕の起業失敗談を教えよう

僕は39歳でサラリーマンを辞めて独立しました。
不動産関連の会社を経営(といっても社長一人だけの会社)しています。

2年経った今でも必死のパッチで、会社員のような保証がない、不安定な立場です。

でも、ほとんどの会社員の方は、『会社辞めたい!』と考えたことがあるはずです。

 

しかし、そこで歯止めをかけるのが『もし独立して失敗したらどうしよう?』という不安。

そんな漠然とした不安をお持ちの方に、僕の独立当初の失敗談をお話していきたいと思います。

失敗① お金のはなし

僕は独立を真剣に考えてから会社を退職するまで、ちょうど2年くらい考えたかな。

もちろん僕も『失敗したらどうしよう?』という不安はありましたよ。

  • 妻と子どもを養わないといけない
  • 子どもたちに貧しい思いをさせたくない
  • 借金まみれになったら返せるのか
  • 失敗した後の再就職は出来るのか

僕だけじゃなくて、きっとみんな同じはずです。家族に迷惑をかけたくないですよね。

でも妻に独立したい気持ちを打ち明け、理解してもらえたので、そこから2年かけて準備を始めたんです。

準備とは、『勉強』と『人脈を広げる』と『資金を貯める』こと。

 

退職金500万円のうち、1年目の生活費に200万円、起業の自己資金に300万円と割り振り。

そして金融公庫からの借り入れが300万円。返済は毎月6万円の5年払い。

最初は600万円でスタートしたんです。

 

でも、あっという間に底を尽きそうになる!

 

最初は事務所を借りずに自宅の一室で始めましたが、中古とはいえ、机や複合機、電話に名刺、看板、株式会社の設立費用で、あっという間に最初の100万円は溶けていきました。

独立当初はご祝儀的な意味合いで、独立前の人脈で少しの仕事をもらえたけど、ご祝儀が終われば仕事はゼロ

 

収入がゼロのくせに、会社員時代の生活スタイル(出費)はそのままなので、当然生活費が先に消えていきます。

独立当初の1年間は自分への給料を出さないつもりだったけど、家計が火の車で大炎上したので、少ない会社の資金から毎月給料を出すことに。

そらお金なくなるわ!

最初に600万円あった資金が、1年経った時点で残り100万円になっちゃった。。。

 

いよいよ夜逃げか?と悶々としていた時、父から『商売、どんな感じやねん』という連絡が。

翌週には実家に行き、300万円を無心してしまいました。

40歳にして親のすねを齧ることになるとは。。。

【失敗①の教訓】
・退職前から生活スタイルを見直せ!『辞めてから出費減らす』は無理だ!
・何はともあれ、お金が全て。お金が無いとどうにもならないのに、甘すぎた!
・”ご祝儀のお仕事”に頼ってはダメ。すぐに無くなるよ!
・1年間は給料ゼロでも生活できるお金を貯めよう!

 

とりあえず父から借りた300万円で首の皮が繋がったけど、あれが無かったら本当にヤバかった。。。

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失敗② 営業のはなし

“ご祝儀のお仕事”がなくなったので、新しい仕事を見つけてこないといけないけど、そんなに簡単には見つかる訳がない。

毎日ダイレクトメール作ったり、飛び込み営業して細々と食いつなげたものの、出費(主に給料)の方が多いから、会社のお金はハイペースで減っていく日々。

 

金額的には小さなお仕事をいただきながらも、軌道に乗るには全然売上が足りない毎日だったけど、ある日嬉しいお仕事が入りました。

以前に”金額の小さなお仕事”をさせていただいたお客様から、他のお客様をご紹介いただけることになったんです。

この紹介してもらったお客様のたった1件の売上が、1年目の年間売上を超える金額になったので、少し息を吹き返すことが出来ました。本当にラッキーパンチですよ。

でも、気になります。

何で僕に紹介してくれたんだろう?

 

お客様を紹介してもらったお礼を言いに行くと、嬉しい返事があったんですよ。

『まだ不慣れそうだったけど、誠実に一生懸命やってくれたのが伝わってきたから。信用できると思った。

 

真面目に頑張っててよかった。。。

神様も仏さまも信じてないけど、見てくれている人っているんだなって心底感じましたよ。

 

同業者なんて山の数ほどいるのに、その中で僕を選んでくれたんですから、こんなに嬉しいことはありませんでした。

『規模や知名度』ではなくて、『僕個人』を見てくれたんだって!嬉しい!

 

そのお客様をきっかけに、少しずつ一時期の危機的状況から抜け出すことが出来ました。

【失敗②の教訓】
・どんな小さな仕事でも全力投球すること!
・”ウチは知名度無いから”といって諦めないこと!
・地味だけど、”御礼状”は抜群の効果があった!
・既存のお客様にも、定期的にご挨拶程度に顔を見せておくこと!

失敗③ 家族のこと

僕の独立に付いてきてくれた妻や子どもは、ある意味では被害者なんですよ。

お金が無くなるかもしれない、住む家が無くなるかもしれない。。。

子どもはまだ小さいから何も分かってないけど、お金が底を尽きそうな時は妻は毎日不安そうにしていました。

そんな雰囲気を子どもは敏感に感じるんですね。

 

そんな被害者たちに、僕がしんどそうな顔を見せたり弱音を履いてはいけないんです。

確かに毎日しんどいし、『もっと稼がんと!』というプレッシャーはハンパないです。

 

だから今まで以上に家では笑顔になるべきだし、休みの日は今まで以上に子どもたちと全力で遊んであげないといけない。

妻の愚痴も聞いてあげないといけない。

 

稼がないし、家で暗いし、しんどそうにしているお父さん。

偉そうなことを言ってきたけど、何を隠そう、一時期の僕なんです。

本当に情けないですよね。

でも暗い顔をしていても何も好転しないんだから、カラ元気でも明るくしないと!

 

不思議なもので、カラ元気で根拠は無いけどプラス思考の言葉を口に出し続けると、仕事が増えてきたんですよ。

【失敗③の教訓】
・独立した男の妻や子どもは被害者だと理解すること!
・儲かってなくても、家で暗い顔をしないこと!
・サラリーマン時代よりも家族サービスを体にムチ打って引き受けること!
・マイナス発言禁止!
・少し余裕が出来ても、自分の趣味は後回し。妻に服でも買ってあげること!

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失敗④ プライドのこと

独立して身に染みるのは、”会社員時代の実績は全部忘れないといけない“ということ。

これは仕事の成果だけじゃなくて、同僚や後輩に対しても同じ。

 

今では前職の先輩はもちろん、同僚や後輩経由で仕事をいただくことがあるんですけど、独立当初はサッパリでした。

だって、同僚や後輩に”仕事ください”って頭を下げることができなかったからなんです。

 

心のどこかで『俺はお前たちよりも営業成績よかったぞ』とか、『お前が新人の頃は俺が面倒見てやったんだぞ』という驕(おご)りがあったんです。

 

同僚や後輩もそんな驕りを察するし、そんなヤツに仕事を紹介するわけがないですよね。

 

そんなことに気付いたきっかけは、同じ経営者仲間に言われたひと言。

零細業者のくせに、何で後輩に頭下げて仕事取ってこないの?

 

ガツーンときましたよ。

何でそんなことに気付かなかったんだろう?って。

 

僕は今は先輩でもなく同僚でもなく、零細企業の社長でしかないんですよね。

友人関係は会社を辞めた後でも良好に続いていたけど、仕事は別物。

 

すぐに『経営が苦しいから助けてください』って恥を忍んで頭を下げて頼みに行ったら、何人かは仕事を紹介してくれました。

 

小さいながらも経営者、っていう誇りは持っているけど、頭を下げてお願いしないのは意味のないプライドでした。

 

また、かつての同僚からはこんなことも言われました。

『実はお前にちょっと嫉妬してた。思い切って独立できた勇気が俺には持てない。』

『恥を忍んで後輩に頭を下げに来たお前が、格好よく見えた』

正直に言ってくれた同僚には本当に感謝しています。

【失敗④の教訓】
・意味のないプライドは捨てること!
・後輩や年下に頭を下げるのは恥ずかしくない!

独立が不安で一杯な人へ

今現在、僕は独立して2年と1ヶ月です。

当初の危機的状況は脱出出来て、細々と家族は養える程度に業績は回復してきました。

 

独立に向けた不安で一番大きなのは、やっぱり『お金のこと』だと思います。

僕個人の意見ですが、どんな業種で独立するにしても、『1年間給料ナシ』で生活できる貯金は確保しておいた方がいいです。

また、独立当初から仕事が舞い込むわけではないので、可能であれば本業に無理のない範囲でアルバイトをして、少しでも収入を増やした方がいいです。

 

僕は今でも週に2回、夜勤のアルバイトをしています。

本業だけで生活が出来るようになったけど、親からの借金をちゃんと返すためには、まだバイトをしないといけないんです。

体はしんどいですが、会社員時代には味わえなかった充実感が毎日持てるのは、本当にいいものです。

まとめ

これまでに『独立』とか『起業』で検索して、色んな経営者の成功談・失敗談を読んだことがる人も多いと思います。

僕も独立前はネットや本で体験談を読んだりしました。

でも、『あんたは独立しても、メシが食えるようになったからそんなことが言えるんだ』とか『そんな抽象的な話は要らねぇんだよ』といった感じで読んでいましたね(笑)

 

僕の経験談も抽象的に聞こえるかもしれませんけど、特に難しいことはやってないんです。

  • 経営失敗しても、何も恥ずかしくない!
  • 会社辞めちゃったら、這いずり回って仕事取ってくるしかない!
  • どんな小さな依頼でも、絶対に手を抜かない!

今は5月ですが、バイト歴が今で半年。

今年中には本業を軌道に乗せて、バイトを辞められるだけの収入を確保したいです。

 

長々と下手な体験談になりましたが、独立したい人の参考になれば幸いです。

これから独立しようとしている人、既に独立して僕と同じような境遇の人がいれば、ぜひメッセージもらえませんか?
同じ志の人と、メールだけでも交流できれば嬉しいです!

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